昨日は上野に久々に行きました。この辺りの美術館は制覇していると思っていましたが、この美術館は初めてでした。
中国時代劇好きの私には外せない展示会です。ちょうど秦の始皇帝のドラマを見ています。また、この前は映画の『キングダム』も観ましたし・・・。
しかし、紀元前のものなのにすごい技術ですね。とにかく関心の展覧会でした。
一部、写真OKの場所もあり、遠慮なくバシバシ撮影してきました。
俑は、亡くなった皇帝があの世に行っても困らないように、兵や女官などを模ったものをお墓に入れたのだそうです。
もちろん、人だけでなくこうした馬をはじめとした家畜を模ったものもお墓に入れられた。
立派な馬車です。実際を見たい感じ。華やかだったのでしょう。
よくできていますよね。馬の息遣いが伝わります。尻尾がかわいらしくまとめられている。当時の人々が文化的に生きてきたことを感じます。
この俑が一番のお気に入りです。キングダムの主人公の李信の出世前という感じ。
李信といえば、キングダムでは野蛮人そのものに感じますが、『麗姫と始皇帝』というドラマではスマートなカッコいい将軍として登場します。それを最近知って出来たら後者の登場人物が本物の李信であってほしいと・・・。
昔の中国人は大きい人々だったのでしょうか。とにかくみんな大きい。馬を見ると、たぶん原寸大で模っているように思います。ということは、人も原寸大で模ったと思うのですよね。190センチくらい・・・!
本物はこんな感じだったのかしら。
そうそう、金印や虎符の展示もあった。意外とミニサイズでびっくりです。
最後は、たくさんの兵に見送られて展示会終了。楽しかった。
上野の山に気の早い桜が・・・。十月桜という寒桜だそうです。
あと数か月で春です。時の早さを感じた。
そしてランチはパスタをいただきました。