近所で、ジキタリスの花を見た。この花を見ると、どうしても“心臓の薬”という言葉が脳裏をかすめていく。
『魔女の指ぬき』とか『血の付いた男の指』とか、散々な名前で呼ばれている。
綺麗ですが、花も茎もみんなみんな毒性が強いとか。
しかし、あるとき誰が心不全状態で苦しんでいる時に、誤ってジキタリスを口にしてしまったのでしょう。
そしたら、何故か具合が良く成った。。。そんな感じたんでしょうね。
葉っぱの部分が、所謂心不全のお薬になる。まあ、今は科学的に作っているそうですが、もとをただせばこの植物なのです。
人類は、誤って何かをして得を得る事がたまたまあります。
誰が、腐った小麦粉をこねた塊を焼きますかね。誰が、大豆が腐ったのを食べますかね。けっこう、その偶然が強烈で不思議です。
コロナのワクチン二回目を打ってちょうど二週間です。
免疫できているかしら?
我が職場では、抗体検査を無料でしてくれるそうです。たぶん、感染を専門にしていらっしゃるドクターのデータになるのでしょうけれど、ただで調べてくれるのは嬉しい限りです。
しかし、けっこうな辛い副反応があったのに、免疫が付かなかったという結果になったら悲しいです。
ただ、痛くてつらい思いをしただけ?
そうそう、コロナのワクチンは筋肉注射ですが、
どうも、筋肉注射の打つ部位が、私たちが看護学校で習ったところと変更になったようです。
上腕は、肩峰より三横指したと習いましたが、いまは「三角筋の中央」なのだそうです。確かに、人によって指の太さは違います。
華奢な方と私のような図太い人出は、かなりの誤差があると思います。
日本は、神経障害など筋肉注射による事故が多い事から、なるべく筋肉注射は止めましょうの風潮がある。
欧米でインフルエンザの予防接種というと筋肉注射だそうですが、日本は皮下注射です。とにかく筋注は嫌い。
よって、あまり筋肉注射する機会がないので、いざ実践となると不安になります。
お囃子の世界で例えると、『勧進帳』とか『船弁慶』とか、超大曲だけれど、常々出る曲なので、仕事前にざっと浚えはOK。しかし、普段出ないような曲は意外と不安。超初心者の習う簡単な曲でも、あまり出ない曲は不安です。たぶん、同じ気持ちです。
「打ち手が少ない」これは、大いに関係していると思います。
筋注って、本当に手技的には簡単。しかし、あっと部位を少しずれてしまうと、神経障害とか色々起こるので゛怖いのです。
結局、施行者の責任になりますものね。
本当に、今回ワクチンを受けるにあたって、まずは「これで小鼓が打てなくなる」と覚悟しました。別に、小鼓が打てなくても困らないけれどでも・・・て゜もです。今はお休み中の境遇ですが。。。やっぱり、いつかは復帰したいしね。膝がだめなのに・・・それでもいつかはと頑張っている。しかし、腕となったら、絶体絶命です。