仕事納め | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

帰宅途中に空を見上げると、とても綺麗な月がでていました。

今年も残すところ僅か。

今年の仕事は本日で終了。

昨年の事故以来、通常通りに働けない状態が続いています。

コロナのせいで、ボーナスも少ないし・・・。先日配た源泉徴収票を見てガックリでした。

来年こそは夜勤に復帰できるでしょうか。やっぱり、看護師は夜勤をやってナンボの商売です。

 

先日、夜勤明けの介護士が夜間に発熱。

発熱=コロナを疑う。という事で、ずっと休憩室に隔離されていたそうです。

しかし、困る人を放ってはおけない性分の看護師が一緒の勤務で色々と世話をやいたそうです。

もしコロナだったら濃厚接触者になっちゃう・・・。

そのナースも心配を抱えながら今日を迎えたようです。

明けて帰って、もしかして「コロナかも」と思いつつ今日まで過ごして来た。

結果はマイナスだったのですが、昨日分かっていたのに一緒に働いていたナースに対しての結果報告は今日。出勤するまで心配だったのに。。。一日不安損。可愛そうに。

 

今日で私は仕事納め。

徐々に認知症が怪しくなる母に対して、きっちり見当識を整えるために年始のお休みを希望したら、年末も休みになった。

ラッキー♪

 

思えは、何年か前に風邪を引いて、両鼻の閉塞で無味無臭の世界に陥った。カレーを食べてもただ美味しくない泥を食べている感じ。

もしかして。。。コロナだったのかもですね。

今年は正月早々に母がインフルエンザになって、熱の為にせん妄に・・・。

初めての経験でかなり吃驚した。

いやいや、仕事ではよく体験している事ですが、プライベートで吃驚ですよ。

本当に、コロナになったら一発で母がボケボケになっちゃう。その恐怖がコロナ流行以来心配の毎日です。

 

今年の半分以上はコロナとの戦いでした。

うちは直接的にコロナ患者を引き受ける病院ではありませんが、入院している患者さんをコロナから守る使命があります。

自身も生活に気を付けて、患者さんがコロナに罹患しないように最大限にプライベートに気を付けていました。

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政治家の方々は病人を相手の商売でないので、会食とか「えーっ!」の行動を何が悪いという顔でやっていますが、病人相手の商売の私たちは直接コロナの看護を請け負っていなくても大変な思いをして患者さんの命を守っています。

この年末は、コロナのベット確保のために、高齢の患者さんを各病院が放出しているらしくて、本当転院の患者さんの受け入れで大変でした。全部の病院がPCR検査の証明書を持って来てくれるわけではないので、入院時に当院でPCRをして、結果が出るまでコロナ扱い。

患者さんも無機質な宇宙人のような看護師や介護士にケアを受けて・・・認知症の患者さんは現実が分からないので、非常に怖い思いをしているとおもいます。かわいそうです。

 

現場に余裕がなくなった事から、身体拘束が増えました。

細かく患者さんを看護できなくなった証拠です。問題があればとにかく抑制しちゃう。。。そうなるのです、

現場の大変さが良く分かるので、

なかなか「抑制される方々の人権の尊厳」なんて叫ぶ事ができないです。

私的には、細かなケアの追加で、ミトンをしなくても大丈夫とおもうのですがね。。。

そういう意味でもコロナ憎しです。

 

コロナ収束を願います。