この道、もう半世紀以上あるいている。あの頃は、母に手をつながれて歩いていた。あの頃は、あの頃は・・・。思い出ばかりである。
今は他の地域に住んでいるけれど、どうしてもこちらに足が向いてしまう。何十年も、喜びも悲しみもあった場所だから。
ここに来ると私は、幼児になり、小学生になり、中学生になり、高校生になる。深い愛を誓ったあの人ともこの道を歩んだ。あらゆる世代の思い出が蘇る。
仲良しの鷺。この距離感が素敵だ。近からず遠からず。コミュニケーションを取る最大で最小の距離であろう。
一艘の白鳥のボートが水面を揺らしてい.る。
毎年、桜の季節はもっこりピンクになる風景が、今は痩せ細った感じがする。
しかし、よくよく見ると秋の趣きがいっぱいの公演である。
このポイントは桜も有名である。
春は桜、秋は紅葉・・・管理者の演出を感じた。
この季節は、池の水の枯れ葉による淀みが何故か感慨深くなる。
紅葉といえば赤なのですが、黄色い紅葉がある事に今日気が付いた。
美しい。黄色も赤も、秋色はとてもきれいだ。
小さい子供はどう越冬するのかしら。頑張って、これからくる試練に耐えて春を迎えて欲しいものだ。
いつも、いつも思う事。あの頃は親の気持ち、そして、叔母の気持ちとなり、、、、もしかして、今は祖母の気持ちかも知れない。
ふと、すれ違う人。もしかして、同級生の孫かな?なんて思ってしまう。
けっこう同級生はこの地元で生活している人がいるので、ついついそんな事を思う。
さて、地震雲と思われる雲が・・・
穏やかな休日なのに、何故か不安に感じてしまう空模様でした。