緊急事態宣言で我が病院も勤務体制が大きく変わった。
うちは急性期の患者を扱う病院ではないので、直接的にコロナの患者さんの治療に関わる病院ではありません。
しかし、100%の患者さんが、高齢者もしくは免疫力を失った終末期や難病の方です。その方々をコロナから守る事が大切な現場にいます。
ずいぶん前から、他所の医療現場に比べて、コロナ対策に神経質であるわが病院。他所の病院よりもずいぶん早くに家族の面会を禁じて、外部からの侵入に対しておおげさなほどに神経をつかっています。職員に対しても、医療従事者の自覚を呼び掛けられ、誰しもずっと楽しみを自粛してコロナを持ち運ぶ事に注意し、自身が感染しない事に気を遣っています。
手洗い、手指消毒、マスク着用はあたりまえ、勤務前に検温。体調に異変があれば仕事を休むように命令されています。かなりきびしい。
今は、昼休憩も密集したところでご飯をたべたりできないように、場所まで個々に指定されている。
独りぼっちの昼食・・・さみしかった。
来週から、全スタッフ〈夜勤を含め〉が二チームになって動くことになりました。なるべくチームが接触しないように勤務がくまれます。
通常通りだと、一人がコロナになるとその日の勤務者が濃厚接触者になり、全員が自宅待機となってしまいます。全滅を防ぐための苦肉の体制。入浴などの清潔介助はできる範囲に(一番大変な入浴はなくなりました)なり、患者さんのお楽しみとなる援助はとにかく縮小されます。食べる事と、出す事はぜったいに外せない援助でなくなりませんが、手のかかる方が多く、コロナ以前より疲弊している現場は最低限の事を遂行するのも大変で・・・どうなるんだろう。体制は休日同等となるので、想像するだに大変だ。
現在、外部の侵入を最小限にしている。もし患者がコロナになれば、まず疑われるのは看護・介護スタッフ。
そして、スタッフが起因すれば、かならず訴訟になるし。。。大変だ!
今回、コロナ体制勤務になると、実働60%になるらしい。
スタッフは生活があるので、40%減額のお給料になると困るらしい。病院側も特休扱いで全額支給という事をきめているようだが・・・。そのぶんボーナスに影響するらしい。
いやいや、国はコロナの影響で収入が減額されれば保障するといっているのだから、その政策に乗ればいいのにと思うのだが、
毎月、ギリギリで生活している人は、いつ支給されるかわからない支援金を当てにするわけにはいかないらしい。
なんか、すごっく損をする気がするんだけれどなぁ。
月給変わらずで、、ボーナス減は・・・たぶん支援対象にはならないと思う。
だから私的には、アベ支援を受けて、ボーナス丸々の方が暖かい懐になるきがするのですが・・・
このままだと大変な思いをして減収・・・。しっくりいかないなぁ。
税金も払いっぱなしで、自分も支援してほしいのに支援されない枠にはいってしまう。なんか不公平。
はっきりコロナ対策のために減収してくれて、足らない分を国家に保証していただいて、ボーナスが丸々がいいなぁ。
損がない計算だとおもうけれど。どうなのかな?!
緊急事態宣下されても、ぜんぜん意味をなしていない気分だけの自粛モードだし、コロナモードで保育園休園で来れないママナースの仕事をも被らなきゃいけないし・・・、コロナ体制勤務で減収はないけれどボーナスは減収宣言だし・・・
本当に、大変なだけでいいことなし!患者さんの笑顔で癒されるものではない!