不要不急・・・けっこう人がいるなぁ | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

カーテンを開けたら雪だった。

昨日は初夏のような暑さでしたが、一転して雪!

こう激変の天候だと、コロナでない風邪をひいてしまいそう。この微妙な時期にコロナと判別がつきにくて風邪には掛かりたくない。

 

不要不急の外出の自粛要請が出ていますが、近所の商店街やスーパーはけっこうな人出。

木曜日のスーパーはすごかった。東京都知事の民衆の不安を煽るような言葉に、スーパーには長期保存できる食料品の買い占め行動で人々がいっぱい押し寄せていた。カップ麺とかスパゲティなどの棚から商品が消えていた。昼食のお弁当と夕食の食材をゲットするために一時間半もレジに並んでしまった。去年の大型台風到来前を思い出すというか、それ以上だった。

「ロックダウン」とか、そういった民衆の不安を煽る言葉を発する時は、その言葉の前に具体的な説明が必要と思われる。

完全なる都市封鎖を行うとしたら、みんなが恐れているように流通がストップして食料品が都市から消えるだろう。

テレワーク・・・。私たちのような医療従事者はテレワークなんて無理である。

都心で働く人には、近隣の県から通勤している人がけっこういる。うちの病院も埼玉や千葉、神奈川から通っている人がけっこういる。

都市が封鎖されて、交通機関がストップしたらそういう人が病院に勤務できなくなる。今、一番頑張らなくちゃいけない医療現場が麻痺してしまう。

 

国民に「花見」すらするなと言っているのに、政治のトップの妻はお花見会もどき(お花見が主流目的の集まりでないといっているが)の集まりをしているし・・・。

オリンピック延期が決まったとたんに感染者が急増しているし・・・

何気にお上のやっている事に対して「不信」というイメージが先立つ。

二月に感染者を出して、他の患者や看護師も罹患した○○病院。対応早く外来や面会等を閉鎖禁止。濃厚接触を疑われた五十人以上のスタッフを自宅待機としてたり、再三の保健所検査を受けたり、マニュアル通りに対処。めでたく三月に入って病院機能を通常に戻したそうだが・・・。

今度、そこの病院に入院している患者を受け入れる事になった我が病棟。末端スタッフの第一声が「嫌だっ!」だった。

もう大丈夫と言われていても、もしかしたらと思うじゃないですか。

しっかりPCR検査の結果を付けて、この方は大丈夫というデータを付けて欲しい。普通はそんな事を思わないけれど、これはお上が出した「大丈夫」に不信をみんなが感じている一例だと思う。

なんか度々、総理や知事が公に出て言葉を発しているけれど、ただただ民衆の不安を増大しているだけのように感じる。

たぶん具体性がないから。一重にそれが大きな理由に思われる。