変化舞踊 | fuyusunのfree time

fuyusunのfree time

長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

国立劇場主催の舞踊会に行ってきた。

長唄の「○○」は本当は変化舞踊の一つでと良く解説で耳にする。が、実際にどんなものか体験したことがないので、今日の模様氏は楽しみでした。

楽しかった♪

前半の四季をテーマにした女流の舞踊家さんのプログラムは変化舞踊というワクワク感がなかった。禿が半玉・・・そんなに変わらない。

やっぱり、か弱き乙女が強靭な武者になるからこそ楽しい。そう思うと、変化舞踊は女性には厳しいプログラムかも知れない。

宝塚的デビューを観ている感じ。綺麗だけれど、期待していたワクワクがない。

テーマでチケットを入手したけれど、

「残念な結果・・・」だったのかとちょっと不安になった。

 

後半は西川箕之助氏と花柳基氏の七変化。きっちりストーリーがあって楽しかった。

日舞ももともとは歌舞伎同様に男社会なのかな。

女性には太刀打ちのできない存在感や押し出しを感じる。

お家柄の方。才能のある方。だけじゃないよなぁ。やっぱり、男性だからが一番かなと思った。

 

この手の会に行くのは久々。

久々で大好きな長唄さんの声を聴くことができた。幸せ。

お囃子もうちの流派の方々で勉強になった。

 

 

 

今年度に入って、職場で看護研究をする事になった。うちの病院としては初めての試みらしい。

看護師というのは、単にプロではなく、生涯学問を追求する探求者であらねばならないと思うのですね、

年代、学校、卒後の環境と看護師は多くなものに影響されて今日がある。そんな私たちをまとめてくれるのは「看護学」学問である。

方向性はたぶんみな一緒。でも、その手段や辿り方が違う。バラバラな個を力強い塊にするのは学問以外にないでしょう。

何気にそんな事を考えていたら実現して、ついでに頭になってしまった。

何気に方向性は見えているのですが、それを科学的に証明する論文にする・・・。初めてすぎて分からない。

院内で戯言いっているレベルは経験あるんですが・・・。

「まず、研究デザインから・・・」なんて言われて

「研究デザインってなになに?」で狼狽する私であった。

看護研究計画書なるものを随分前に作成して提出したけれど、ぜんぜん計画書になっていない事に気が付く私。

「研究デザインってなに?」からはじまって、やっと理解出来たら。。。今度は、集めたアンケートのデータをどう解析するかの方法を示さなきゃいけない。統計って苦手。行き当たりばったりの単純解析じゃだめなんですかね。・・・いやいや、それではデータの意味が分からない。

知りたい答えを得るためのアンケートなるものを作成する技術も難しい。

頭の中、論文ばかり・・・。

今年度に入って、すっかり新米研究者になってしまい・・・、寝ても覚めても研究。

楽器を触る事もできなくなってしまった。

気軽な気分で引き受けたけれど。。。大変な泥沼。この泥沼を乗り越えれば、またまた本来の私になるのでしようが。

普通は他に重点を置いていればやらないでしょう・・・。という事に足を突っ込んでしまった。

欲張りなんですよね。

結局、本来はお囃子を極めたい自分がいるんですが、

それを支える仕事。良き職場であってほしい。できれば向上して欲しいと思うのです。

いい加減で、ブラックな職場で働いていても何の意味も感じないのですよ。

五月に入って、論文の事で精一杯。論文の事だけでも心身の統制が取りにくい感じになって、

許容量オーバーを感じた私。という事で、大変申し訳ない気持ちですが、今月のお稽古は全休。

 

本日の公演も、

本当は母だけ送り出してとか思っちゃったのですが、せっかく入手したチケットなので。。。

でも、やっぱり行って良かったです。

早く平常運転に戻りたいです。