基本的に、夜間や休日に患者さんが亡くなられた時は、夜間の場合であったら明けた朝十時くらい、休日なら休日明けの朝十時くらいに主治医が作成するので、その時間に取に来てください。というのが普通の対応であった。
まあ、この病院に就職してから初めての対応であった。他所は看取った医師が書類を記入し発行していたので、この病院に就職して吃驚その一であった。
まあ、調べるとそういう病院は多いらしい。
私の認識では、死亡診断書無くしてご遺体の移送はしてはいけない。この行動は「死体遺棄」につながる行為らしい。
が、暗黙の了解で診断書なしで患者さんは退院していく。でも、そんな中でも頑なに死亡診断書にこだわる業者さんがいる。現場としては、書類関係はよく分からないので、深夜に診断書の発行を強く希望されてしまうと困ったちゃん。パニック症候群。
さて、何故すぐに診断書は発行されないのだろうか?
医師側にすると「死因」を何と書けばよいか分からないらしい。
以前働いていた病院で、当直のアルバイト医師に「ここは何と書けばいいの」と聞かれた事がある。診断は医師の仕事。看護師に聞かれても困りますと言った経験があります。
うちは急性期のようにこの病気の為に治療の甲斐なく亡くなったわけではない。例え診断名が癌であっても、100歳の患者が癌で亡くなったのか寿命で亡くなったのか、その他の原因で亡くなったかは、ずっと診てきた医師では判断できないのかも知れない。
このたび、書類発行に対してトラブル(すぐに出してほしいという希望)が続いて、夜間でも休日でも、ようするに主治医がいなくても、看取った医師が死亡診断書を発行しましょうという事になった。
これが大変な事件です。
掛かれた書類をきちさと書かれているのか確認して患者家族に渡さなければならない。
在院日数、死因を始め、戸籍と同じ漢字で氏名は書かれているのか確認するなんて・・・。こんなのは事務方の仕事であって、私たちの仕事ではない。そういう事を押し付けられてしまう事になって。。。
はあ。。。
そんなのよく分からないよ。深夜のエンゼルケア。それでなくても大変なのにやめて欲しい。ついでに、疲労困憊でボーとしているのに頭を使わせないでと思う。
朝方の四時とか五時なんて、ボーとしている脳神経が大半!書類関係は慣れない仕事なので、注意力散漫で正しい判断はできません。
似た字が書いてあれば、みんな同じように見えてしまいます。
基本「正しくかけている」と思い込んで確認するので間違えを見落とします。
いろいろ改善しようという努力がありますが、
どうも大きなところは改善の向きがありますが、些細なところが「改悪」になっていて、この病院は大丈夫だろうかと思う。
看護師は田舎の病院では女中さんからミニドクターまで望まれる事があるようです。しかし、私は看護師であり、医師の生活のプライベートなお手伝いさんでもない。また、医療知識はあっても診断する職域は別世界と理解しているのでミニドクターでもない。
田舎育ちの看護師が多いのかな?何か改善の中に改善という名で退化している部分がある。
施設でもやっているから、患者の状態変化に気が付いた介護士はバイタルを測って看護師に報告する。
とか、
日勤と夜勤のはざまに急変。日勤看護師は最期をみとるためにサービス残業。正規の残業として認めていただけるならまだしも、看護師の私的感情・・・「夕食時間に患者が亡くなったら大変」とか「今まで看護してきた可愛い患者さんの最期。思入れがあるから看取りたい」・・・
そういうので、サービス残業はやめて欲しい。私は、看護師として患者さんに携わっているので、時間外まで思入れを持つことはありません。冷静にその患者さんの死を受け止めるだけで、死に目に会えなくて残念とは思いません。
夜勤をやっていて、日勤者がいつまでもステーションでウロウロされているのは、はっきり言って邪魔です。
昔の看護師にはそういう思考がなかったのか。。。いやいや、そうせざる負えない背景。悪習の固定だったと思いますよ。それをぶり返そうとする集団。
そういう人たちとは一緒に働きたくないてせす。