杵屋栄富次様のリサイタルでした。栄富次様には、『松』の演奏の舞台でお世話になりました。
仕事と演奏会の日取りの調整が上手くいかず、いつも不義理ばかり・・・。
今日こそはと思い、張り切って休暇を取ったのに・・・。なんとお稽古と重なってしまった。
という事で、残念でしたが途中退散。
お楽しみの後、の舞踊入りの演奏は拝聴できず、
前半の『安宅の松』と『時雨西行』を堪能させていただきました。
淡々と音締を大事にする栄富次様らしい演奏で素敵でした。
会場では、顔見知りの方々に何人もお目に掛かる事ができてうれしかったです。
そうそう、今日は山王祭り。ええっ!ニューオオタニがお神酒所なのですね。すごい!
さて、
急いでお稽古に。
太鼓は『東都のひびき』。こういう曲は楽しい。でも、覚えるのが大変。というより、中身を解明するのに時間が掛かる。
やっと手の中身の解明が完成したのが金曜日・・・。仕事の行き帰りのバスや電車の中。家に帰って楽器を触りながら・・・。おかげで大皮の練習がぜんぜんできなく・・・。なのに・・・超いただけない。
解明できても、身についていない。困ったもんだ。
そういえば、女子東音の私の大好きだった演奏家の方で田島佳子氏という方。随分前にお亡くなりになりましたが、本当に素敵な演奏家さんで大好きだったのですよね。
その方は、なんとお祭り大好きな方だつたそうで、なんと若山胤男氏のお弟子さんだったそうです。
ですので、こういった曲の演奏は素晴らしかったようです。
そういえば、作曲者の山田氏も里神楽大好きな方。この曲は、特に後半の部分は里神楽そのものに三味線の手が乗っているので、里神楽を知らないと、そういう雰囲気が出ないのかもしれません。
でも、厳しい視点ではそうかもですが、カッコよかったです。
特殊な曲。きっと来週もやりたいと言ったら・・・
「えっー!!」と言われそう。
私は、あと数回はこの曲を完成させたいのですが・・・。
大皮は練習ぜんぜんしていない『供奴』。
ぜんぜんできないと思えば、一回は小鼓でお浚いをやった事があるだけあって、
大皮ならではのところを除けば、手が何気に出てくる。でも、それって小鼓なのよね。はあ・・・。
さて、次回は久々に小鼓のお稽古をお願い。
先日拝聴した『望月』をお願いした。けっこう厄介らしい。
そうそう、三ツ地大小のトリのところ・・・癖があるなぁと思った。
その延長線で、うちの流派は「こう打ちます」という乱序のところの手を教えていただきました。
お伺いしただけで、よく消化できていないのですが・・・。
「ポヨオイ」が太鼓の方が先行する・・・なのかな。分かったようで分かっていない。
けっこう、こういう残念で賞がある。本当にもったいない。
ボートを出して釣りをしている方々を発見。
こんな汚いところで何を釣っているのだか?
大都会の真ん中で
「釣り???!」と思っちゃいました。
でも、この風景が東京の良さかも知れません。