土曜日のお稽古が本日に。
私としてはとてもありがたい師匠の提案でした。実は、今日明日と二連休の予定が、インフルエンザに罹患した同僚の勤務調整で明日が出勤になってしまったのだ。という事で、「日勤のちボロボロ状態」なお稽古のはずでした。それが、神様の微調整のおかげなのでしょうか。お休みの今日がお稽古日になりました。ありがとうございます。師匠(^^♪
さて、清元のお囃子は本当に難しい。
本日から『四季三葉草』。清元の三番叟ものです。『式三番叟』のもじりの曲。
なかなか良い曲です。が、何回聴いても、ぜんぜん耳を通り過ぎていくだけなんです。
清元というジャンルになじんでいないからなんでしょうね。
清元はけっこう耳にしているし、心地よい邦楽のジャンルなのですが、
長年培われた長唄的な思考能力になっているのでしょう。
もっともっと心を自由に。自由にしているつもりでも、長唄というジャンルの雰囲気に洗脳されているのですね。自然に曲に入れない。・・・本当に難しい。
まずは小鼓。翁地でつまずきました。脇以下の小鼓なら♪
が、タテは違う事を打つのですよね。それがなかなか理解できない。
長唄の『翁千歳三番叟』を勉強していたら、もうちょっと理解できていたかも・・・。大小鼓は勉強していないから。(太鼓はなぜかやっています)
これから先が不安・・・不安。
太鼓は、またまた「越の手」で躓きました。
いつも越の手が出てくる曲では、この手で躓く。
一生懸命に覚えるのですが、曲が終わるときれいさっぱり忘れるのです。なぜなんでしょう。
太鼓はほんのちょっとしかないので最後まで行きました。
この曲の段切れは『青海波』と違うバージョン。
『青海波』は最初の「イヤ天」の入りが難しいけれど、あとがわかりやすい。
この曲は最初の「イヤ天」が非常にわかりやすい。が、そのあとが分かりにくい。
清元はこの二種類のバージョンしかないそうですが。。。
慣れないとどちらのバージョンも理解不能です。
でも、やっぱり耳に心地よい音楽なので、
分からないストレスよりも、通り過ぎていく振動の心地よさに清元は楽しいです。