十一月一回目のお稽古@猿・・・ | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

師匠宅に着いたら、『枕獅子』が流れていた。

「この曲知っている?」

うーん・・・。なんか知っているような。「何かやった事があるような気がします」・・・。

そうそう、たまたま小鼓の一調の部分を聴いて思ったのです。

「えーっ!やったことある?!」と笑っている師匠。

実は『枕獅子』。一調は途中まで『鏡獅子』。

なるほど。やったことあると思う錯覚はそのせいだったのですね。


太鼓のお稽古は先日引いたカードの続き。

『外記猿』です。はじめの辻内。強弱のヒントをいただきました。強弱がある事で本当に曲が生き生きとした感じになります。

お稽古はテープの音に合わせてやっているので、いつも同じノリです。

でも、実際はいろいろですよね。最後のところ。実際はどんだけ難しい事か。

だって、うちでの練習に使っている音と、お稽古で使っている音とは違うのですが、、、

やっぱり、うちの音に慣れちゃっているから、とってもやりにくいのですよね。

実際に演奏する時は、とにかく慎重に・・・ですね。

そして、次の課題を頂戴いたのでしました。来年は申年だから・・・

という事で『靭猿』。はあ・・・文字的な流れは分かっているんですが、中身がともわないのでギブアップでした。


小鼓は難曲十題の最後の曲『多摩川』。

いやいや、裏表を取り戻して“クセ止め”という手を打つのは本当に難しい。トッタンを見失ったままになってしまいます。

この曲のさらしは錯覚ばかり起こしてしまいます。

特にお稽古で使っている音はお囃子の入っていないバージョンの音源なので、何気に頼っているヒントがないので、分からなくなったらもうおしまい状態です。

本当はこれじゃいけないのです。「できているつもり」がありありのお稽古でした。


さてさて、

長唄の流派である杵勝会には、十二支にちなんだ曲がそれぞれあるとの事ですが・・・

どんな曲が伝承されているのか知りたい。

ご存知の方。ぜひぜひお教えくださいませ。