気まぐれ湯島の旅 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。





秋晴れの清々しい休日。いつも人生の大切な時にお参りに行っていた湯島天神に出かけた。

折もよく「菊まつり」真っ盛りでした。

三十路半ばで志した勉学、その成果を得て資格を取り今がある。湯島の天神さまのおかげです。

今更なのですが、

今年の春にお囃子の方でお名取になり、おかげ様で一歩ステップアップした事をご報告した。

本当にありがとうございます。

「道はまだまだ長い。しっかり地道に頑張りなさい」という天神さまの声が聞こえた気がする。





丹精込めて育てられた素晴らしい菊たち。

菊のよい香りに心洗われる感じでした。

一輪一輪に製作者の愛を感じました。



どの菊も本当に素晴らしいですが、

私は、ふっくらしているというか、ドテッとしているというか、

お饅頭のような菊よりも,

管ものと言われる種類の菊が大好きです。



これが本日一番のお気に入り。

怪しげな色の配合の美しさに感銘いたしました。


さて、念願の湯島天神の御朱印もゲットしました。

今日も御朱印レディと言われる人(私を含め)が数人社務所前に集まっていました。

そうそう、今流行しているんですよね。







湯島さんのお隣(?)に存在する、湯島の聖天様にもお参りいたしました。

ここには東京の名水の一つ柳の井があります。髪の毛にご利益があるらしい。


柳の井を源泉とする放生池。ここには亀がたくさんいます。

昔々は、本当の太鼓橋が渡るくらいの規模の大きな池だったらしい。そして、なぜ亀が多いかというと、元禄の頃から病気平癒を祈願して人々が子亀を放ったからなのだとか。

長唄の都風流の作詞をした久保田万太郎氏がこの池を眺めて読んだ句があるとか。

「きさらぎや 亀の子寺の 畳替」

なんか今も昔も変わらぬ湯島の空気を感じる一句です。

ここでも御朱印を頂戴いたしました。

ここはお寺さんなので、お寺用の御朱印帖を。


さあ、楽しかった湯島を後に、

渋谷のライオンでランチ。今日は糖質解放ランチとしました。



美味しかったですが、照り焼きがちょいと私には甘かったです。