九月一回目のお稽古@なんと・・・犬神 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

半月ぶりのお稽古でした。

が・・・

ちょいと体調を崩していて、思う存分稽古できない日常で、

課題の『藤船頌』なんぞ、稽古不足でうろ覚えで臨んでしまった。

すみません。


何か、いつもルンルンでお稽古に臨むのに、今日は、稽古場に行く足取りが重かった。

特に今日は日勤のちお稽古。午前中でパワーを使い果たし、もう午後からヘロヘロしていたので。。。

きっとたぶん、うちのパソコン同様、

「電池を交換して下さい」という状況なのかも知れない。

そんな体調なので、大好きなお稽古なのに辛かった。

本当にかなりやばいかも・・・。今度の健康診断が怖い感じ。



さて、そんな事を言いつつも、お稽古に入るといつもの私だった。

まだまだ大丈夫のようだ♪

太鼓は新たなカード選び。「これも、あれもやったね」とやったカードを除去したら、太鼓の曲はたった三曲になつてしまった。が、どれを選択しても「嫌な曲」だ。

そして選択したのが、簡単そうで簡単じゃない『犬神』。

そうそう、東音会で師匠が超久しぶりに演奏するという事で「今月は『犬神』にしよう」と選択された曲。

この曲は、けっこう師匠に不幸を呼ぶ曲らしく、過去に色々あったそうです。

そうそう、人間国宝様の『蜘蛛の拍子舞』の小鼓と一緒です。

でもね、そのお稽古が終了して、師匠の本番楽しみの時期に、あの大地震が来て東音会は中止になった。「やっぱりこの曲は」と思った事を良く覚えています。

でも、夏の東音会で延期したぶんを演奏しましたが、何もなかった・・・。たまたま、だったのですかね。


『犬神』の最初の来序は簡単そうで難しい。最初の付けるとこもですが、やっぱり最後の上げが難しい。今日も消化できずに終わった。でも、「また忘れた頃にやったほうが染みるから」と今日のお稽古で終わってしまった。


小鼓は引き続き『藤船頌』。六割程度しか記憶の復帰ができていないので、きちっと手放しではできない。

いつかこの曲を舞台で演奏してみたいものですが、なかなか・・・。

お浚い会でも、小鼓の好調期なら良いけれど、そうじゃない季節は無謀な挑戦。なかなかね。