半月ぶりのお稽古でした。
が・・・
ちょいと体調を崩していて、思う存分稽古できない日常で、
課題の『藤船頌』なんぞ、稽古不足でうろ覚えで臨んでしまった。
すみません。
何か、いつもルンルンでお稽古に臨むのに、今日は、稽古場に行く足取りが重かった。
特に今日は日勤のちお稽古。午前中でパワーを使い果たし、もう午後からヘロヘロしていたので。。。
きっとたぶん、うちのパソコン同様、
「電池を交換して下さい」という状況なのかも知れない。
そんな体調なので、大好きなお稽古なのに辛かった。
本当にかなりやばいかも・・・。今度の健康診断が怖い感じ。
さて、そんな事を言いつつも、お稽古に入るといつもの私だった。
まだまだ大丈夫のようだ♪
太鼓は新たなカード選び。「これも、あれもやったね」とやったカードを除去したら、太鼓の曲はたった三曲になつてしまった。が、どれを選択しても「嫌な曲」だ。
そして選択したのが、簡単そうで簡単じゃない『犬神』。
そうそう、東音会で師匠が超久しぶりに演奏するという事で「今月は『犬神』にしよう」と選択された曲。
この曲は、けっこう師匠に不幸を呼ぶ曲らしく、過去に色々あったそうです。
そうそう、人間国宝様の『蜘蛛の拍子舞』の小鼓と一緒です。
でもね、そのお稽古が終了して、師匠の本番楽しみの時期に、あの大地震が来て東音会は中止になった。「やっぱりこの曲は」と思った事を良く覚えています。
でも、夏の東音会で延期したぶんを演奏しましたが、何もなかった・・・。たまたま、だったのですかね。
『犬神』の最初の来序は簡単そうで難しい。最初の付けるとこもですが、やっぱり最後の上げが難しい。今日も消化できずに終わった。でも、「また忘れた頃にやったほうが染みるから」と今日のお稽古で終わってしまった。
小鼓は引き続き『藤船頌』。六割程度しか記憶の復帰ができていないので、きちっと手放しではできない。
いつかこの曲を舞台で演奏してみたいものですが、なかなか・・・。
お浚い会でも、小鼓の好調期なら良いけれど、そうじゃない季節は無謀な挑戦。なかなかね。