七月一回目のお稽古@次回からは何曲シリーズになりそうだ。 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

今日は日勤で、仕事のちお稽古。

何か、本日の担当はターミナルの方がいらして、麻薬も使っているし、かなり手の掛る患者さん。
ちょっと前まてせは、休日出勤でけっこうラッキーな受け持ちだったのですが、

先週あたりから、受け持ち数が少ないわりには、濃い患者さんばかりで、

本当にクタクタ・・・。


二連休あとの日勤で、勤務前はかなりエネルギッシュだったのですが、

たった一日で五日勤した感じ・・・。こんな日にお稽古だなんてアンラッキー。

まあ、仕事があるからお稽古ができる。お稽古があるから仕事が頑張れる。


さて、今日は先日の続き。


太鼓は『四季の花里』。

先日のお稽古では、何気に研精会の手組でやろうよという雰囲気だったので、その手組で頑張って練習したのですが、何と。。。!音源と同じ手組でという事に!うーん・・・覚えているかな?!特に屋台!

まあ、苦手な屋台は100%なんて最初から期待はしていない。

脳みそが納豆になりながら、何とか段切れ突入。

フーッ!本当に何曲。絶対にお囃子入りの音源で何となく出来ているけれど、実際演奏する時は・・・。恐ろしい思いをするんだろうな。


小鼓は『春秋』。

とにかく速いというイメージがインプットされているものですから、さほどでもない「スタスタ」が滑ってしまう。

この曲も、三味線を聞いて手を思い出そうとすると、何か全然違う事になってしまう曲だ。

けっこう好きな曲なんだけれど・・・。

これを舞台にと思うと、けっこう引いてしまうな。

長唄の美学では、お囃子のない素の演奏が録音されている。

勉強のために合わせたけれど、寸法の合わないところが多々あって・・・。けっこう大変でした。

唄い出しが、流派や個人などなど違ったりして、それが故にこちらのトッタンに合わなくてアンモンとかあるそうです。

そうなるには・・・。まだまだ打込みが足らないなぁ。


オーソドックスな曲というのは、度々耳にしているので何気に出来ちゃうものだそうです。

・・・確かにと思いつつも、私は自身ない・・・。

師匠でも、その曲を演奏する時は真面目に復習するという曲が十曲選ばれた。

たぶん、次回からこの山から選曲。カードを選ぶんだろうな。

どれも厭な曲だな。

『藤船頌』・・・。雰囲気は覚えていますが、島の千歳以上に覚えにくい一調の曲だったと記憶しています。

よい曲で、いつか舞台でできるといいなと思う、我が藤舎流の大切な曲なのですが・・・。難しいな。

・・・

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世代の朴清氏は、皆が苦手な曲を得意としていたようです。

きっとたぶん、ご自身も「苦手だから頑張らないと」と研究されたのでしょうね。

もともとが天才と呼ばれた方。天才が努力すると、きっとたぶん無敵な素晴らしさなんだろうな。

朴精氏の弟である喜三久氏の演奏は、我が師匠の舞台以上の数を観ている。が、朴精氏は基本歌舞伎の方だったので。。。あまり見ていない。残念・・・残念・・・。