六月最後のお稽古@ケースバイケース | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

六月の最後のお稽古。

うわっ♪

なんか最近は忙しくて、稽古をしていても吸収が今一つ。だから・・・超自信なくのお稽古でした。

なんでこんなカードを引いたのか。ケースバイケース・・・多すぎの曲です。

こういうのが邦楽の醍醐味と思うのですが、これが理解できるまでけっこう時間を要しました。


『四季の花里』(太鼓)

研精会系の曲。根岸界隈の名所を唄いこんだ曲。

しかし、この曲もそのたんびに違うとか。そうそう。初めてお習いした時、幾つも附けを頂いて、ついでに、太鼓地に至っては、全部の附けがミックスという印象。最後の屋台もどれが参考という感じだったのを覚えています。

そんな曲なので、ほとんどギブアップ状態で挑んだお稽古でした。
うーん。お稽古も大学院レベルになったようで・・・。中学レベルの私はチンプンカンプン。

感覚的に分かるけれど・・・。の世界でした。

あろうことか、ICレコーダーのメモリー一杯で途中で終わってしまって、超最悪でした。

が・・・。決定的な手の考察ではなかったので。。。。セーフでした。


『春秋』(小鼓)

本当にやっかいな曲です。

一番最後の打ち上げのところ。太鼓がなかなか入りづらい部分だそうです。

また、最後のところは流派によりけりのようで、文化譜では二拍でしたが、とある流派では三拍。

「チョンチョンフンヨイ」の場合と「チョンフンヨイ」の場合が太鼓であるとか。いやいや、大小は「チョンチョン」と「チョン」の場合があるという事ですね。

こういうのが難しい。

しかし、私は三味線の音があまりよく聴こえていないようです。駄目だな。

私は主たる三味線の音が醸し出すリズムをとらえています。だから、けっこうアバウト。

でも、師匠方はきちっと三味線も粒でとらえていらっしゃる。だから当たりの粒も正確。

たぶん、どちらも正確にとらえる事は可能と思いますが、やっぱり粒に勝るものはない。

家に帰って母に話したら

「信じられない」と言われましたが・・・

私はずっと感性という危ない橋を渡っていました。

でも、私には難しい課題かもかもです。




さて、近々紋付を作ろうと計画中。

師匠にお願いして、紋付の紋を撮影させていただいたけれど・・・

しかし、女の子紋は小さいので「これで良いか分からない」とのこと・・・。

えっ!男性と女の子と違うの???

「これが最新式」

えっ、時代によって違うの???

この業界も深いですね。


先日、石持喪服用反物をオークションで入手。

母に「泥棒」と言われた。

けっこういい感じの反物を入手。

いつも御仕立てをお願いしているところにお願いするつもりだけれど・・・

きちっと紋付が仕上がる7といいなぁ。


まあ、私のように素人名取にとって紋付はあまり用事がありませんが、

用事が多くなるようにがんばります。

皆様、宜しくお願いいたします。