介護生活 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。



梅の季節ですね。
何か、思わぬことからいきなり主婦に転じている。

母が腰椎圧迫骨折をして、絶対安静を強いられているから・・・。いやいや、動きたくても動けない状態。
救急車で運ばれた病院も、
次に診察した病院も、

こんな状態で家に帰すか!家に帰すなら、もっとする事があるだろう!と言いたい。

「ご家族と一緒にお住まいなら」

いやいや、私は仕事をしているのですよ!

「痛い事は絶対にしないで下さい。かならず、起き上がる時もお家の人に手伝ってもらって」

あのあの・・・!仕事しているのに、絶対にそんなのは無理です。

私が仕事をしている間に、トイレは我慢しなさい。空腹も我慢しなさい。とにかく寝ていろ!

そんな事、言えます!

私の仕事は夜勤がある。十六時間+通勤、帰宅時間。その長時間、トイレに行くな、飯食うな!言えますかね。


あの医者は以前からとっても不信感を私はいだいている。

なのに、今回もこの医者に掛ると言った母。私は、違う医者を進めていた。が、「あそこはリハビリ室が二階にあるから嫌だ」と・・・。きっとたぶん、改善されればリハビリをという事になる。急な階段をのぼってリハビリ室に行くのがしんどいと母は言う。

どちらの医師にも、私が受診した事がある。

うーん・・・。私は私のお奨めの医師の方が信頼できる。

が、信頼感の有無の前に、リハビリ室の位置・・・。そっちの方が重要か。

確かに、母の身になればそうかも知れない。


今回、この医者はダメだと思ったのは、

疼痛コントロールをいっさい無視した事だ。

ちょいと昔は、

「痛み止めは体に悪いから」と言って、痛みよりも副作用によって身体に被る害を重視していた頃がある。しかし、疼痛というものは、精神的にも身体的にも多大なる害をもたらす。よって、今は積極的に疼痛コントロールに取り組むのが常である。

整形外科の医師の癖して、疼痛コントロールに対して全く手を施さない・・・。最悪だと思います。


痛み止めは胃の負担があって、それによって胃が悪くなるし、食欲がなくなっちゃったりするから。

服用してもそんな効き目は期待できないから・・・。

なんてほざいていましたがね。

お腹については、胃薬を一緒に出せばいいじゃん。いやいや、それでもダメな人はいるけれど、それはそれから対策をとればいい。

確かに、ロキソニンでも100%疼痛を緩和する事はできない。でも、それでも飲まないよりはましだったのに・・・。


正直母さんは、医師の指示通りに鎮痛剤の内服を止めた。

この医師に受診したのは、救急病院で貰った鎮痛剤がなくなって、もっと欲しかったからなのにね。

痛み止めがなくなってから、母の症状は目も当てられない酷い状態になった。

このままじゃ、疼痛によって違う病気になって命を縮めちゃうと思った。

市販のバファリンを買ってきて内服させた。

今のままじゃ、非力の私の介助ではトイレさえも行けない。

病院という環境と全く違いますから、どのように介助すればいいか分からないし、、、

看護師の私が分からないのだから、全くの素人の人なんてもっと分からない!

無責任に、ご家族がいるから♪・・・本当に思い込みの強いダメダメ医師だ。

市販のバファリンを内服してからは、多少動けるようになった。

トイレも軽介助でいけるようになったし、食欲も出てきたし・・・!

多少は動けるようになった母だけれど、でも基本的には安静が治療の圧迫骨折。

とてもとても仕事と両立して介護できないと思った。

何しろ普段家事なんたるものをしていないから、どうしたらよいか分からないのですよ。

という事で、職場に我儘を言って休暇をいただいた。
何か、二十四時間「食事」の事を考えている気がする。

お米からご飯に変身させるのも一苦労だったのですがね。。。

やっと、普通にご飯を炊けるようになりました。

最近、私の中で流行っているココナツオイル。けっこうお料理で使用しても、あのハワイアンな香りかきにならない事に気が付きました。という事で、今はなんでも油はココナツオイルを使用しています♪

仕事を休んでいるから、こうしてのんびり料理の事も考えられけるけれど、

普通に仕事していたら・・・。ぞっとします。

月曜日に母を医者に連れて行って、今の経過だと、仕事に行っても大丈夫かなの状態になりつつあるので、月曜日の経過次第で仕事復帰。木曜日と日曜日は晴れ舞台。本人は来るつもり満々なんですがね。。。無理しない方がいいと思うけれど。


マンションに咲く梅に癒されました。もうすぐ春ですね。