美紀会の下浚い | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。



いよいよこの日が来ました。三月十五日に開催される美紀会の下浚いでした。

公な場で太鼓の演奏は今日が初めてです。

ドキドキバクバク。超緊張。

小鼓の時と緊張感がぜんぜん違います。小鼓の時とはちがってもっと低次元なレベルで緊張しています。はあ・・・情けない。


賛助いただく先生は、ワキ小鼓がF流の若きエースという感じの女流の演奏家の先生。大皮は、小鼓の初舞台の時から本日で四回もお世話になっている我が流派きってパワフルな女流の演奏家の先生。

タテ小鼓は、いつも演奏活動をご一緒しているRちゃんです。笛も、いつもご一緒している方。

今回はRちゃんのお誘いで出演にいたっています。

会主さんに

「十五年の念願がかないました」とご挨拶されていました。

私と出会うずっと前からの念願だったのですね。そんな舞台にご一緒させていただいて、本当に光栄な事であります。

が。。。私の師匠は太鼓の名手でありますが、私は小鼓打ちなのですね。太鼓との技量の差はかなり大きいです。

私の師匠は太鼓の名手という事で、常日頃から太鼓技術のレベルの低さに「師匠に本当に申し訳ない。何とか克服しなくちゃ」と常日頃思っていたのですね。そのように日々悶々としていて、Rちゃんのお誘い。「これは素晴らしい機会」と思ったのですね。きっと舞台に掛けるという事で少しはレベルアップが図れるのではと思ったのですね。

うーん・・・。思いのほか成長がなく・・・。誘って下さったRちゃんにご迷惑をかけそう・・・。

やばい・・・やばい・・・。


太鼓は前半超暇なのです。かなり待っています。

何か人の頑張っている演奏を聴くと、私も頑張らなくてはという心境になってヒートアップしちゃいます。

という事で、撥を持つところから間違えました。はあ・・・。

で、そんな事で更にカッカッ来ちゃっているから、楽の掛け声が変な事に成っちまいました。

乱序はとにかく焦っている自分を発見する。もっと落ち着いてたっぷりした方がカッコいいのに。


力み過ぎて、絶対に太鼓の音も良くなかったと思います。

太鼓は難しい楽器だとつくづく思います。

太鼓はよかろう悪かろうで小鼓と違って音は必ずしますからね。

誤魔化しのきかない楽器。これをそれなりに操るという事は大変だとこの機会に改めて悟りました。


本番まで、三週間ちかくあります。とにかく練習、練習ですね。

頑張ます♪