十一月一回目のお稽古@知らぬ道成寺に出会うの巻 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

日勤後のお稽古。本日の日勤は激務に等しかった!本当に、どうしてこう毎日くそ忙しいのだろうか?

まあ、土日、休日の仕事は忙しいのは、まあ昔からだよね・・・(笑)

このところ体調悪く、練習時間を設けつつも効果的な練習ができなくて。。。超練習不足状態。

そうそう、手が入らないのですよ。何故でしょう?!

母曰く、過労のようです。はははっ^^


フラフラで到着したお稽古です。その上、新しい靴で靴擦れ・・・痛い!はあ、やっと到着しました♪
お稽古場に入ると、いきなり元気になる私はいつもと変わらずです。

が・・・、昨日は本当に体調悪くて練習できなかったので・・・それがね・・・。


まずは太鼓のお稽古でした。
『娘道成寺』。何故か、太鼓地からのお稽古。しっかり覚えていたつもりがヘロヘロでした。
そうそう、譜面を真っ直ぐ読まず、ここは唄に合わせてもたれた方がよいとか色々ですよね。日本の音楽の難しいところです。
さて、次は「祈り」のお勉強。一般的演奏ではほとんど無いでしょうバージョン。

太鼓唄から『紀州道成寺』の祈りの三段目につながるバージョンだったのですが・・・。
この太鼓唄が超難しかった。あの『常盤の庭』に出て来る“手”という手組、、、難しすぎで未だに消化できていないです。

頑張って譜面に起こしておかなければ。


小鼓は『那須野』。すみません先生。覚えきれなかったです。

何か、トッタンになったりチリカラになったりという曲が不得意です。
人によって違う“三ツ地”の当たりどころ。そうそう、本当に人によって違いますよね。

結局、当たりどころで、大皮がアンモンするとか、小鼓がアンモンするという事なのでしょうが、その法則がよく理解できていません。


『那須野』という曲は研精会の曲。稀音家さんとか吉住とかその手の方の流派の曲という事ですね。

うちの三味線の流派は研精会ではないのですが、この曲・・・よくお浚い会で出るのですね。

考えてみたら、理事で研精会の偉い先生がいらっしゃって、ベテランの唄方の方はこの方の薫陶を受けている方が多いのですね。という事で、うちは研精会ではないのですが、研精会の曲が出るという事を最近気づきました。

長唄をやっていらっしゃる方て

「そんな曲知りません」と言われて吃驚している私・・・。

が・・・おかげ様で最近になって一般的でない曲という事を知りました。



三月の『勝三郎連獅子』の話が話題になりました。

会の請け合いのお囃子の方から連絡があったそうです。弟子筋が師匠を通さずに勝手に動いている事を予防するための確認ですね。

師匠には十分話していたのに。。。あまり理解されていなくてショック!

が。。。

お浚い会となると、普段とは違うという事で「喝」を入れられてしまった。まあ、本職のお囃子さんがいる中で演奏するのですから、ヘナチョコでは師匠の名誉に傷がついてしまいます。

師匠の看板を背負っているというプレッシャーが本当に胃を痛めてくれます。

太鼓・・・不得意ですからね。

その不得意を打破するためのチャレンジなのですが、

「やっぱり駄目だった」にならないように頑張ります。