週末のお稽古に向けて練習に励んでいるが・・・。
何日も何日も段切れどころか「祈り三段」に到達できない私。
前半を覚えられないのでない。とにかく最初から熱いこの曲。体力の限界で真面目に最初から浚っていると、早笛までがやっと・・・。それでも頑張って行くけれど、、、
「祈り」の手前で目の前真白。
と言う事で、今日は祈り以降を覚える作業をして、前半に行くことにした。
やっと覚えられた。しかし、こんなにパーツパーツの覚え方。うまくパッチワークできるか不安。
長唄の美学の演奏、皆さま何か憑りつかれた様に熱い。常に冷静で淡々とした故五三郎先生も珍しく熱い。
・・・
が、過去を振り返って、
この曲、熱くない演奏を聴いた事がない。
結局、この曲は気合いを入れて演奏しなければ、曲に潰されてしまうのだろうな。
何せ、怨念怨念の物語を表現している曲ですものね。
きっと鐘を焼き尽くす大蛇の炎は青白い色なんだと思う。
ゴジラの炎も青白いけれど・・・。
青白い色は冷たさをイメージしますが、実はオレンジの炎よりも高温なのだそうです。
何かこんなにヘロヘロになっているんですがね。。。
たぶん私の表現はまだまだオレンジの炎だな。気合いが足りない。
すっかり夏バテしているので、こういう曲は辛いです。