胴の柄・・・。「松に鳳凰」と思ったら、きっとたぶん「松と言えば鷹でしょう」という事で、豪華に装飾された鷹だったようです。(・・・たぶん)
小鼓の皮に調子を付けて、
まずは烏の練習用の胴に掛けて調整。
うーん。「ポンとは言うが今一つだなァ・・・」
それでも頑張って♪
でも、、、何気に満足度が低い。本当に調子を付けるは難しい。微妙なところなんですよね。もうちょい軽くした方がよいのか。はたまた重くした方がいいのか?!この判断が未熟なためにつけられないのですね。
この豪華で惚れ惚れする胴は鉋目が入っていなくてツルツル。こういう胴はあまり鳴らない。
ただ、この手のお稽古胴の割には重くて、そんじょそこらのお稽古胴ではない風格を見せている。
こんなに素敵な蒔絵なのに・・・
使えないって悲しい(涙)と思い込んでいました。
ところが気まぐれに、今一つの調子の皮を掛けたら!!!
なんと「ポン」と言った!
まあ、ハリハリの皮だから、気持ちよく「ポン」とは言わないけれど、
でも鳴った・・・吃驚。
室内での演奏ならこれで十分です。
やっぱり、いきなり離婚が良くなかったんですかね。
この小鼓。一度も調子を付けた後がないのですよ。
と言う事は、鳴らなかったんでしょうね。。。だから手放したのかしら?!
豪華で超お気に入りの「松と鷹」の胴。鑑賞用になるかと思ったのですが、
どうも使えそうな気がします。うーん。。。でも舞台は無理だろうな。音のボリュームが。
でもね、「ポン」と言ってくれたことがとっても嬉しい。
ずっとずっと大事に君を育てるからね♪一緒にがんばろうね。
コバチャン、マサチャン・・・この子は何と言う名前にしよう?!
名器とは言えないが、音を楽しませてくれる楽器に出会えて幸せだ。
どの子も大好きです。
私の財産です♪