あっという間の三日間でした。
何かに集中して学ぶという事は本当に楽しい事です。
看護学校以来の学生生活。気分もヤングになって毎日ぐったりのわりにルンルンでした。
懐かしい学生食堂でのランチも今日で終了。何気に残念。
本日のランチ。
なるべく糖質オフという事で、ライス抜き。今日はやっこをライスの代わりに頼みました。
何かいかにも学食。お味噌汁がお盆にこぼれてたりね^^
まあ見苦しいお膳ですが・・・
思い出に一枚撮って来ました。
この三日間、教室でたまたま隣同士でご一緒した若い女性の方と仲良くしていただいて、楽しいランチタイムを過ごす事ができました。彼女、何と福岡からの参加!・・・さすが芸大ですよね!
!!
彼女は日舞をやっていらっしゃって、そのお勉強のためにお囃子も習っているのだそうです。
今度、踊られる事があったら拝見したい♪が。。。福岡は遠い。。。ちょっと残念。
充実したキャンパスライフを楽しめたのも彼女のおかげかも知れません。ありがとうございました。
さて、
午前中は集中特訓。午後からほかのパートの方々と合わせ稽古が二時間くらいあって、あとは発表会です。
私は初心者で本当について行くのが必死だったんですが、終わってみたら「よく頑張れた自分です」。
呼吸が上手く調節できない私は、やや過換気気味で電解質異常の症状を自覚。が、何とか乗り切りました。また反対に酸欠状態でクラクラ目の前真っ暗も乗り越えました。
まあ、少しは音が出るようになりました。指の運びも2/3位は理解できました。ただ、「この指使いからここに行くのは難しいよ」というのはマスターできませんでした。ちょっとそれが残念。
しかし、三味線がないので、
三味線の分も笛が補うという『越後獅子』は本当にきつかった。だいたい最初の正澱のところでクラクラになっちゃうのに・・・。まあ、この曲は涎との戦いてした。まるで胃カメラ状態。ああ、恥ずかしい・・・。
下唇あたりが酷い事に。もう我慢できなくて、曲の途中でハンカチで口を拭って!しかし、そんな事をしている罰にどこをやっているか見失うのですよね。
三味線を研譜でお稽古している人はたぶん戻りやすいと思うのですが、文化譜育ちの私は数字の示すものが違うのでガチャガチャです。
まあ、そんな苦難も乗り越えて(乗り越えている訳ではなく、無理矢理にその位置に連れて行かれている気分)本番に。
いやいや、本当にこの講座のスケジュールはハードです。が、楽しかった。
最後の発表会は全員でお助け組合で素晴らしい♪きちっとした音楽になっていました。
こういうのがきっと醍醐味なのだと思う。
私同様でお笛初心者のおじさん。ポツリと「これができて何になるのかな」と仰っていましたが、
まあ意義は人それぞれだと思いますが、
楽しければよいのだと思いますよ。
音が出なくてそれを努力するだけでも、この講座を受講した意義があると思います。
人間は「目標に向かって頑張る」という動物。もしかして目標がクリアできなくても、きっと「目標に向かって頑張れた」そんな事に参加意義があったと思います。
この講座のように最終的に皆で合奏となると、更に意義は増しますよね。
お助け協同組合ですし、本当に素敵ですよ♪
自分の出来を問われると恥ずかしいのですが、本当に講座を参加して良かったです。
最後に修了証を頂けるのですが、憧れの演奏家の先生に「よく頑張りましたね」と仰っていただけてルンルンでした。