合わせ稽古@花の友 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

七月の浴衣浚いの合わせ稽古がいよいよ始まりました。今回は・・・
三味線が『官女』で、唄が『花の友』である。

本日は『花の友』の合わせ稽古だった。
今回は、唄の出し物と三味線の出し物の合わせ稽古が別の日程なので、ちょいと大変です。
職場での立場を捨てて、私はお稽古中心(つまりプライベート重視)として生きています。
仕事しなきゃ、お稽古どころか生きられない。しかし、わたしにとってお稽古と仕事は優越つけがたい位置にあるものです。が、この思想、生き方はお囃子をやっている私の中にかもしだと確立されたものです。
この信念を通すために幾度も転職しました。今の病院・・・。本当は「もう少し仕事に目を向けて」と思っているかもかも。五時ピッタリのシンデレラだし、よっぽどでないと時間外はお断り。リーダーとか責任ある仕事は「無理です」オーラーを強烈にかもしだし・・・。常に私は通常モード。ただし、時間内は200%貢献します体制。・・・だから疲れるのだけれど。

もともと、我儘を言う事を条件でこの病院に就職。未だこれが守られていて、他に色々問題ありだけれど「我慢するか」の一つ。
が・・・。さすがに何でもかんでも「お稽古」という事で我儘言えないですね。

最近は身体的問題(これが最大優先)で病院通いも加わっているので、、、
私にとっての「お稽古事の意義」は「日々のプライベートな稽古」です。シンデレラなのは、この稽古時間確保のためです。一分一秒が大切なのです。

お稽古で大切なのは、師匠からご教授いただいた事を家に帰って消化吸収する。これが大切。そのためには家での稽古が一番大切なのですね。
学問もそうじゃないですか。「教わる」という事は家での自分の勉強が最大の成長剤。

三味線を再開して、この信念を貫くのが難しくて、超ストレス。

以前、私は「一日が48時間であるといいのに」と思っていましたが、今は74時間であって欲しいと思っています。

やっぱりなぁ・・・

お囃子の方のお稽古方針がステップアップしたので、、、

それは今までの自分のお囃子のお稽古に対する信念の結果なのですがね。

そんな時に、またまたこれも事情を受容し決心して再開した三味線・・・なんですけれどね。
本当は「三味線重視」にならなければならないのでしょうけれど、

やっぱり、私はどうひっくり返っても囃し方なのですね。生きるために必要な仕事と優越つけがたいのは「お囃子」なのです。それは、自分にどう説明しても譲らないものなのですよ。

そのお囃子に学ぶ私として、職場に最大限の我儘を言っているので、なかなかその他の事で我儘を言い辛い。だからなかなか旅行にも行けない。自業自得なのですが・・・。
全部我を通すことはできません。


三味線のお稽古を増やしただけでアップアップしているのに・・・

唄で舞台に乗るのに、唄の勉強していないのはまずいと自覚。今月から、三味線のお稽古を半分に。それ半分を唄のお稽古を唄の先生にお願いする事にしました。
本日の『花の友』・・・。お稽古初めて三回目で迎えた合わせ稽古。いやいや無理でしょう!

三挺三枚で、三枚目の私に割り当てられるのってけっこう難しいところだし。。。

が、このところ唄モード。唄が最優先で数日が過ぎているのですが。やっぱり俄では無理ですね。

結果的には撃沈。

何せ、自分の分け口・・・

「どんな曲だっけ?!」

それまで、散々聴いていたのにど忘れ。・・・最悪。


次回まで・・・!がんばるぞ。