花の香りに誘われて | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。





春の花々の香りに誘われて、普段は素通りする、吉祥寺月窓寺の中に入ってしまう。

今日は彼岸の入り。という事で、人で賑わっていました。

花の香りに導かれてお寺の中に・・・。なんか縁を感じますね。

そうそう、うちもお墓参り行かないとなぁ。




お寺というと、建物の装飾がとても素敵で、それを鑑賞するのが好きだ。

ここは蟇股が鳳凰でカッコいい。

寺院の建築物は、地味そうに見えて派手である。

そこが好きだ。


この月窓寺は江戸時代からあるお寺だそうだ。牛込宝泉寺の分家のようなものらしい。

ここは、蒔き能があったり、けっこう興味深いお寺さんである。しかし、あまり中に入った事がない。



けっこう広い敷地ではあるのですが、蒔き能なんてどこでやるんだろうと・・・。

秋くらいに毎年やっているので、一度観に行きたいと思って…三十年くらい経っている。




お寺さんの門をくぐると、まずおそうじ地蔵が出迎えてくれる。最近、神社仏閣にいくとこういうキャラ的お地蔵さんに出会う。

可愛いから、なんでも許されちゃうけれど・・・

こういうのを「良」とする人ばかりじゃないでしょうね。







そして、何とこんなところで西遊記の三蔵法師に出会う。三蔵法師の像なんて初めて・・・。

と思いきや、三蔵法師というのは「インドから西域(中国の西の都市)に教典をもたらし、漢訳した人」の総称らしい。

西遊記の三蔵法師は玄奘三蔵の事らしいです。



西遊記に出て来る三蔵法師というと、美しすぎ美少年と言うイメージが強い。

確かに、テレビドラマでも、この役は美しい女優さんが演じるケースが多い。つまり、なよっ!美形!なんでしょうね。

印象深いところで、白血病で亡くなった夏目雅子の三蔵法師。あれはうっとりするくらいでした。

ずっと、あれは比丘尼なんだろうと思っていたのですが・・・。

いやいや、男の人なんですよね。

はあ、吃驚。

この像も、けっこう若くてナヨッ!の美少年のイメージですよね。

しかしですね。実は、普通のおっさんだったようですよ。

たまたま、そういうのをウィキペディア で見つけました。



こんな感じ。

何か夢が壊れるなぁ。

が、こういう人じゃなきゃ、妖怪、魑魅魍魎がうようよするシルクロードを歩けないですよね。

そう思うと納得です。



今日は、

母の所持しているPHSがあまりにも古くて、今月で使えなくなるそうで・・・。という事でウィルコムに機種変更の手続きに。

ついでに、消費税アップする前に、未だブラウン管のテレビ(ケーブルテレビにつないでいるので見れるのです)を買い替えるためにヨドバシカメラにと色々と忙しい一日でした。

明日は夜勤。

そして、明けて夕方は芸大に。

知人が卒業するそうで、その卒業公演の応援に行って来ます。

で、金曜日は三味線のお稽古。またまた浚う暇がありません。やばい・・・(汗)