十時発。踊り子107号下田行。出発と同時に東京駅で買った駅弁で旅は始まった。
全国の美味しい駅弁が集まる東京駅にて、北海道の幸たっぷりの駅弁を購入。
普通、駅弁というのはそのご当地特有のお弁当を食べるのが常のように思うけれど・・・北海道・・・はははっ♪なんか面白いなぁ。
さて、
お囃子のお稽古を再開して、私の日常は何もかもお稽古優先の日々でした。
あんなに好きだった旅行も、十年近く行っていない。なぜなら日々の旅行に行ったら日々の練習ができないから。と言う事で、どこかに出かけると言っても日帰りで、それも夕方には家に帰れるというのが条件。
母も旅行が好きなんですよね。でも、私がこういう感じだから、母も一緒に我慢を強要。
そんな今日この頃だったのです。
十月半ば頃、
十一月末に誕生日を迎える私に「今度のお誕生日は温泉に連れて行ってあげる」というのが発端となって急遽このツアーが実現した。
何気に、一日くらいサボっちゃえ!という気になったのだ。
勤務のシフト。お稽古関係で毎月人一倍休み希望を出すので、なかなかその他の事で希望を出しづらい。だから、連休というとお稽古系のイベントが合ってという事が多いのです。何も予定のない連休はたまにあるくらい。
が、今月の頭♪何もない連休があったんですね。ここしかないじゃん!で急遽計画を立てたのですね。
ちょいと早いお誕生日祝いですが♪
父が存命の時は、伊豆に別荘があって、そこを拠点に色々と名所めぐりをしたものですが・・・。
十年くらい前に手放して、以来伊豆は本当に久々の事です。
下田に泊まるのは今回で三回目。高校二年生の移動教室が下田でした。なぜ下田?!今も昔も不思議物語。ちょうど日本で初めてサミットが開催されるとかで・・・交通規制が色々厳しい中の移動教室だったと記憶しています。
何か熱出しちゃって・・・。先生たちのお部屋で寝たのを覚えています。
そんな思い出の下田。次に行ったのが十数年前。今回はその十数年前に宿泊したホテルに♪
下田大和館 。ここの露天風呂は眺めが最高なのです。「また行きたいね」が実現した。
オードブルは海の幸色々です。
赤こんにゃく。信長が好んで食したと言いますが・・・名産は近江八幡。なぜにと思いますが、ままよいでしょう。この下田も八幡様があって大きなお祭りがあるようです。
八幡様つながりという事でしょうか?!
季節らしく菊の酢の物にとんぶり♪菊の花って大好き。満足満足。
「開けて吃驚して下さい」と出てきたのが、海老入りの茶碗蒸し♪
温泉旅行というと、こういう陶板焼きみたいなのが楽しみ。
アワビの陶板焼き。アワビは刺身が一番好きなのですが、蒸し焼きにしてもなかなか美味しいものですね。
私は魚が苦手なのです。特に醤油臭い煮魚はあまり好きではありません。
が、、、
美味しかったですね。母は「甘すぎ」と言っていましたが、私は醤油臭くなくて良かったです。
また、鯛だったのが幸いです。淡白な白身のお魚は好んでは食べませんが「美味しい」と感じます。
ご飯と一緒に来たお漬物。入れ物が可愛かったです。玉手箱にお新香という感じ。なかなかお洒落だと思いました。
お楽しみのデザート。お料理の目録に「心太」と書いてあったので、いつもの三杯酢のツルツルが出て来ると思ったらみつまめでした。
炭水化物オフをしている私ですが、この旅行では炭水化物解禁としました。旅行の時くらい色々と食べなくちゃ♪これで太っても、日常に戻れば炭水化物オフ。すぐに体重は戻ります。
朝食はこんな感じ。ちなみに母の分も入っているので二人前です。にしても豪華です。
いやいや、炭水化物解禁にしても、こんなに食べちゃってよいのでしょうか?!
・・・
でも、食べちゃいました。
ホテルのアンケートに書いちゃいました。
夕食。けっこう品数はあるんですが、今一つ食べたりない気持ちが・・・。ご飯を半ライス(いやいや、もっと少なかったかな?!)にしたせいかも。でもでも、朝食も半ライスにしたんですよ。それなのに倒れそうなくらいに満腹。
「夕食の量はいかがでしたか?」⇒「少ない」
「朝食の量はいかがでしたか?」⇒「多い」と書いちゃいました。
さて、ホテルに行く前に寝姿山に登って、
翌日は、ホテルを出て下田水中水族館に行きました。そのレポートは後ほど。
帰りは踊り子108号に。次回はぜひぜひスーパービューに乗りたいですね。
同じ特急でもかなり差があります。
お弁当は下田名物の金目鯛の押し寿司。これお薦め。
けっこうリーズナブルにグルメできます。
もち、お茶は特保の「伊右衛門茶」です♪
ところで・・・先ほど話題に出た下田の八幡様のお祭りに使う太鼓が飾ってありました。