昨日の強烈の台風。私は夜勤明けだったのですが、強風と雨に飛ばされながら棒になった足を一生懸命に前に出して帰宅しました。
あちらこちらで、大きな被害が出たのですね。
大好きな京都の嵐山・・・。テレビを観て吃驚です。渡月橋の橋のたもとにある渡月亭別館松風閣は京都に行った時のお気に入りの和食レストランだったのですが、あそこも水没しちゃったんだろうなぁ。
先々週の土曜・日曜は地元の六天さんのお祭りでした。
以前は、お祭りというと商店街等々ではお祭り囃子が流れていたのですが、このところ近隣住民から「うるさい」と騒音苦情があるとかないとか。お祭りだというのに何年か前からシーンとしています。
除夜の鐘がうるさいと苦情があるような今日この頃。何か味気ないというか、文化のない人間が増えたのですね。
今年は六天さんと荻窪の白山さんとお祭りの日がぶつかりました。
この日も夜勤だったのですが、ちょうど家を出る時に六天さんの御神輿がやってきました。そして、バスに乗って荻窪に向かったら、今度は白山さんの御神輿に出会いました。
出勤前にお祭りに出会えて、なんかウキウキしちゃいました。
さて、この週末の土曜日。お稽古の帰りに渋谷の金王八幡様のお祭りに出会いました。
私は高校時代がこちら方面で、渋谷は青春を過ごした街なのですが、こんな大きなお祭りがあったなんて、今まで全然しりませんでした。
金王八幡は源頼朝や義経の曾々爺さん(八幡太郎)の時代にこの地に鎮座。渋谷という名称の発祥の地なのだそうです。由緒ある神社だったのですね。
渋谷マークシティの井の頭線口に御神輿が祭られていました。この辺りの氏子さんの御神輿のようです。
そしてお神酒所ではお囃子が演奏されていました。
まだ小学生にもならないような男の子二人が締め太鼓を打っていました。
いやいやお上手。けっこう太鼓は簡単そうで一筋縄ではいかないものですが、恐るべき♪
何時の頃からお祭りがあるのか知りませんが、こういう伝統は受け継がれていって欲しいですね。
お能のお囃子や、私がお稽古している長唄等のお囃子もしかりですが、こういった土着のお神楽というのも貴重な日本の文化だと思います。
その土地の神様をお祀りするためのお神楽ですから、騒音とか言っちゃいけないと思いますよ。
さて、用事があったので吉祥寺に。吉祥寺でも八幡様のお祭りが開催されていました。
二つもお祭りに遭遇。ラッキーです。
北口のバスターミナルでは、特設ステージが出来ていて獅子舞の奉納がされていました。
吉祥寺っ子の私は何度もこのお祭りに遭遇していますが、名物の各街々の御神輿が勢ぞろいしたのを見たことないのですよね。
今年は幸運にも、吉祥寺十一基の御神輿が北口の平和通に勢ぞろいしたのに遭遇しました。
手古舞も出ているというのですが、それには遭遇できなかっさたのですが・・・(涙)
いやいや、壮観な情景。熱かったですよ。
二基の御神輿がぶつかると・・・。
喧嘩が始まるかと思えば、何気に嗾けあいはするけれど喧嘩にはならないのですね。
そこが下町のお祭りとはちょいと違う気がします。
「喧嘩と火事は江戸の花」とか言いますが、この辺りは武蔵野国で江戸とは違いますものね。
しかし、喧嘩になりそうでならない、このハラハラさが楽しいです。
さて、日曜日がどちらも本祭だったと思いますが、とんだお天気でしたね。
来年はよいお天気でお祭りが迎えられるとよいのにね。
一つ一つお祭りが終わると、やっと「秋」を迎える気分になります。
台風過ぎて、今日は穏やかで涼しい朝を迎えましたが、何気に残暑厳しい「夏」という気分がまだまだ続いています。早く過ごしやすい秋本番を迎え入れたいものです。