六月三回目のお稽古@若菜摘終わる | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

もともと忙しい夜勤なのに、さらにパワーアップしている我が病棟。

しかし、

「ああ、疲れたヽ(;´Д`)ノ」

と心地よいお布団で大鼾(?!)もつかの間、今日は夕方からお囃子のお稽古だった。

ちょっと前までは、夜勤明けの勢いのまま、シャワーを浴びてそのままお稽古に行くという生活もあったが、さすがに、そういった体力はない。歳はとりたくないものである(汗)

二時間くらいお昼寝。本当はあと一時間くらい寝れたのですが、、、中途覚醒。二度寝は危険状態だったので、熱めのシャワーを浴びて強制覚醒させてお仕度です。


時々、強い睡魔の波が押し寄せてきますが、無事にお稽古に伺えました。

『若菜摘』の太鼓と小鼓。本日が最後のお稽古となった。

時々襲ってくる睡魔。「いけない!」と思った瞬間、自分が何やっているこども分からなくなる。

イージーミス。

トッタン落とすは、手組を忘れるは・・・

何をやっているんでしょうね(怒)

「先生すみません(汗)」m(_ _)m

こうして、よろよろしながらも『若菜摘』は上がった。


子供の頃、

スキップとか、ギャロップとか、ツーステップとか、そういうステップが大好きで良く跳ねていた。

その後遺症が今になって・・・(何だろうか?)

太鼓を平らに自分ではリズムを刻んでいるつもりなのですが、師匠の耳にはギャロップしているように聴こえるらしい。

「平坦に打つ」が課題。時々、自分でも「何か凸凹している」って思っていたんですよね。

・・・思っていたなら、直しなさい!

色々とヒントを頂きながら、「色々研究していきなさい」とまたまた課題が。

ああ、クリアしなきゃいけない課題が一杯。

いやいや、そんなお手上げな気持ちじゃいけない((o(-゛-;)

ヒントの一つ一つをきちっと自分なりに消化して、一気に課題をクリアするなんて到底無理なのだから、一歩一歩ステップアップできるように頑張っていく。

それが私のやるべき事と思っています。

生きている限り、遥か遠くにある山頂を目指してステップアップを目指したいと思う。


さて、次回の曲は『漁樵問答』です。結構、何度も耳にしている曲なのですが「どんな曲だっけ」と思う曲です。印象的には「お囃子が楽しそうな曲」。

浦島太郎さん(漁師)、老伝説の源丞内(樵)が登場人物。浦島は玉手箱を開けると青年から老人になる物語の主人公。源丞内は老いた病気の父に不老長寿の養老の滝の水を飲ませて父親を復活させたという親孝行物語の主人公。

若い⇒老い

老い⇒若い

真っ逆さまのお話の主人公が問答するというお話らしい。

もともとは中国の漢詩の題材。

「山で生きる樵、海で生きる漁師、いずれも生活していく場は自然そのもの。二人の立場が違うために話がかみ合わない。お互いに分からんやつだと口論しつつも、話が展開していくなかで、ふと天道的な知性で共通する部分があることに気が付く」

こんな哲学的なお話らしい。

何か面白そう♪

家に帰って、楽曲を探した。美学には入ってなくて・・・

五郎治全集に入っていた。何か古いなぁ。