七月一回目のお稽古@花見の分け口の特訓 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

今日は夜勤明け。お昼寝して夜からお稽古というパターンでした。

何か眠い・・・。


七月の浴衣浚いの合わせ稽古が始まったので、今月の個人的稽古は二回しかない。

それも、次回は七月に入ってから・・・。

「じっくり、お浚いに向けて練習しなさい」という神様からのプレゼントかしら。

なかなか、老松の三味線が覚えられないので・・・。


長唄はメロディーにベタ付きではないので難しい。ついつい、三味線につられてしまうう。

しかし、同じ『花見踊』でも、習って改めて色々な方の唄を聴くと、十人十色。色々な節があるものです。

並びで唄う時は、タテの節に合わせる。けれど、自分の分け口は自分の責任において唄わなければならない。という事で、分け口の特訓です。

難しい・・・。しかし、師匠に言わせれば「簡略版」なのだそうです。


ぜんぜん違いますが、

昨年一月に歌扇録の一巻・二巻・四巻を入手した。以来、残りの五冊が欲しくて、古本屋さんや、オークション等をチェックしていた。もう廃版された書物なので、なかなか出会う事ができない。

ところが、なんと・・・出物に出会う。この数日中に家に到着する予定です。

今度の『花見踊』の唄は、私以外、師範名取の方々ばかりなので、皆さま唄本で本番を唄われるそうです。唄本というのは縦書き。私の使用している譜面は文化譜で横書きなのです。

つまり、めくる場所も違えば、捲る所作が他の方と反対になる。見た目悪い。

という事で、自分の唄本を作成。

歌扇録を見本に書きました。流麗なお手本の字に比べて、私の字はなんてゴミなんでしょう。

しかし、唄本を使用するという事は、三味線も覚えなければならないという事です。うわっ!大変。