お囃子のお稽古。
小鼓も太鼓も『若菜摘』です。
この曲も「出端」に「下り端」に「二段目」と、セットものが多い曲。
「出端」は『鶴亀』と同じで付けなおして・・・どうのこうの。
「下り端」は『廓丹前』と一緒だね。
「二段目」は『老松』より、「キザミ ヌキ」の分多いとか。・・・どうも、この二段目が一番長いらしい。
そんな感じで覚えるのが簡単。
しかし、
「こんなの分かりきった事」という油断が出る。それが落とし穴だ。
「今日は暑いなぁ」なんてふと思ったら、分かりきった手組なのに・・・訳が分からない事になるんですよ。
と言う事で、間違えました。。。本当に簡単なところで。魔が差したような間違えをするのです。
しかし、「あっ」と思っても止まっちゃいけない。幕が上がったら、幕が降りるまでノンストップが原則。
とにかく終わりよければすべてよし。
下り端は、
附けに書く際は「テコツ天天」と書くけれど、実際は「テレsmall天(あるいはBig「ツ」) 天天」と打っている。
今さらですが何で?!
「コ」も「ツ」も附け撥なんだけれど、打っているものね・・・。えっ!つけ撥なの?・・・ずっと疑問でした。
昔は「テコツ天天」だったそうです。でも地味だし・・・(汗)
それに『操り三番叟』のように太鼓をきっかけに三味線が出る場合ははっきり打たないと・・・なのだそうです。
ありがとうございました。ケースバイケース。
お囃子というのは本当に奥が深いです。
まだまだ上澄みばかり。もっと奥の方を探求していかねば。