『花見踊』・『老松』の合わせ稽古 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

『老松』・・・なかなか覚えられず、、、。あと太鼓地から段切れまでお手上げの状態。

今回は初めて、唄もきちっと習って臨もうと挑戦している『花見踊』も、もともとアバウトな性格のおかげ様でぜんぜん節が覚えられない。せっかく教えていただいているのに、相も変わらずのアバウトな節・・・。

こんな状態で迎えた二回目の合わせ稽古。ああ、超ブルーです。


もう高音なところばかり振り分けられているから、もう血管がぶち切れそう。

クドキの「目にも綾ある~」

踊り地の「小町踊り~」

「小町踊り~」はとにかくきついです。早く普通の音に戻りたくて、ついつい「踊り」で音を下げちゃう。

「何度も言っているけど、下るのは研精会系。うちは“こまちおどり”と高いまんま」と今日も怒られた。

研精会の唄なんぞ良く知らないのに、何故か「研精会になっている」と怒られる私でした。

ああ、苦しい。そして「ああ研精会風の節なら楽なのに」と安直に思う私でした。


とにかく私は低音。

何せ声が低くて、、、

そうそう、とにかく私は声が低い。看護学校の戴帽式でみんなで賛美歌みたいな合唱を唄ったのですが、

その時も女の子のパートが出なくて、男の子たちと混じってテノールのパートを唄いました。

・・・さすがにバスは出ない。

ただ、男の子たちというのは、女の子より1オクターブ高いのですよね。本当は。

男声するために、私はオクターブ下で唄っている。だから、隣にいた男の子。私の声につられて音痴になっていました。可愛そうに。


『老松』は悲惨でした。

何気に自分の音を見失った。二上がりに・・・?!自分の音を見失って、自分があっているんだか否かが分からなくなった。ブルー。。。



fuyusunのfree time さて、合わせ稽古。

のっけが『花見踊』だったのですが、次の『老松』まで2時間くらい時間が空くのですよね。

と言う事で、人気スポットの代官山をフラフラしていました。

そして・・・

街路樹。上を見上げると、美味しそうな実が一杯。

家で調べたら、これって「ヤマモモ」なのだそうです。

へえ♪こんなのが代官山に^^

代官山。「山」が付きますけれど、この大都会にヤマモモなんて。なんか意外だなぁと思いました。


さて、家に帰って、

『老松』の唄は皆さん、唄本を使われるとか。一人だけ捲りが違うのは変なので、私も唄本を使用しようと、唄扇録を見本に写したのですが・・・。

お習字が苦手な私。自分で書いたのに、読めない書物になってしまった。

みんな自分で書いているのだとか。すごいですね。