担ぎ撥 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

度々、師匠から注意を受ける担ぎ撥。

長唄の締め太鼓というのは、打つ事も大切ですが姿も大切。

「真似をするとうつっちゃうから・・・」と言いつつも再現して下さる師匠。ありがたい事です。

はあ・・・。

私って、そんなに変な恰好なんだ。。。ブルー。


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担ぎ撥の姿ってかっこいい。

どこぞの芸者さんの写真をお借りしました。

けっこう、私の目にはカッコよく見えます。

・・・

プロの方的にはどうか分かりませんが。

このフォームをどんな時にも保つって難しい。

ゆっくりばかりなら良いですが、

早笛のように超特急の時もこのフォーム。

フォームを気にしていると間に合わない。

・・・

その気持ちは分かるけれど、基本を忠実にというのが師匠の教えです。

本日も鏡を見て研究。

はあ、、、。肩がこる。


さて、同じ担ぎ撥でも、金春系の田中流とか仙波流というのはこんな感じの担ぎ撥。


fuyusunのfree time 歌舞伎を観ていて、観世流系の望月流と、金春系の田中流

の方々がいらっしゃって、よくよく観察すれば、その違いを発見できます。

が、お気に入りの役者さんばかり追っているので、

こんな些細な事・・・

気が付きませんよね。

金春系の担ぎ撥の方が安全パイと言われるけれど、

いやいや、このフォームをきちっと決めるのも難しそうです。

特に、三つかしらとか、続けてカシラを打つ時は難しいと思います。


長唄のお囃子って、

太鼓に限らず、どの楽器も姿が大切。

しかし、慣れ親しむと、どんどんそのフォームが崩れて行きます。

常に鏡を見ながらの練習が大切ですね。