お正月というと獅子舞ですね。新春デパート等て゜獅子舞のイベントをよく目にします。
先日、
「あのお獅子の緑の布の部分の模様って何かしら」
という話になった。
私、あれ唐草模様だと思ったのですが、違うのですね。
唐草文様とはギリシアの神殿などの遺跡でアカイア式円柱などに見られる草の文様が
唐草文様の原型であり、メソポタミアやエジプトから各地に伝播したと考えられています。
日本にはシルクロード経由で中国から伝わったものだそうです。
唐草文様は蔓草の茎や葉が絡み合って曲線を描く文様で
、生命力が強く途切れることなく蔓をのばしていくことから「繁栄・長寿」などの
意味を持っているそうです。
解説に「獅子の被り物に使われる」と書いてありましたが、これは勘違いです。
じゃあ、獅子舞の模様は・・・。調べたら、「毛卍文」という文様なのだそうです。
三日月形を放射状に並べた円形の模様。唐獅子の身体の巻毛を文様にしたものだそうです。獅子は太陽のパワーを宿す架空の聖獣で、ペルシャから中国経由で日本に伝わったものだそうです。
確かに、見比べると全然違いますが、勘違いしやすい模様ですね。
その会話の際に「雷?!」と言われた方がいました。
雷というと『巴』の柄。確かに、巴柄が並んでいるようにも見えますよね。
しかし、獅子と雷・・・どんな縁があるんだろうと・・・。
獅子というと、牡丹とたか蝶々。
・・・・うーん。雷で想像できる動物といえば「虎」かな??!
日本には色々な模様があるけれど、みんな色々と意味がある。
こういうのを知るというのもかなり勉強になる。