一月一回目のお稽古@小鍛冶 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

昨年に引き続き『小鍛冶』のお稽古。

槌の合方のところ。譜面をめくる場所がないので、暗譜して行ったのですが・・・

撃沈。それもいつも引っ掛からないところで引っかかって7しまった。まあ、そういうものですよね。


相変わらず勘所が悪い。「努力がたらない」と御叱りを受けました。

勘所・・・基本中の基本です。努力しているつもりですが、「つもり」だけなんですね。もっと自分に厳しくならなくては。

また、新たな課題が発生。

「スクイが滑っている」とご指摘あり。よくよく自分の音を聴くと、確かにです。。。(汗)

あともう一つが、狂いのノリ。

あれは本当に難しい。お囃子をやっていても「難しい」と思う部分です。

きちっとお囃子をリードできる息を持って弾かなければいけないとは思っても、なかなかできないものです。

しかし、お囃子をやっていて、この部分のノリは十分把握していて当然の事なのですが、

いかに、普段、上段の方々を頼ってやっているか・・・ですね。


お囃子というのは、上段の演奏があってのもの。基本的に自分で勝手にノリを持ってはいけないもの。

そうは言っても、三味線に頼り切っていると、何かが変になってくるものなのだと聞いたことがあります。

「持ちつ持たれつ」いやいや、「つかず離れず」ですかね。

目に見えない呼吸のバトル(?)が面白い芸術を生み出すのでしょうね。

なかなか、そこまでの域に到達するのは難しい・・・。まだまだ、三味線や唄の方の引いてくれる線をなぞっている。そんな感じです。

ですから、お囃子をやっているのだから、、、耳が痛い(涙)



さて、月曜はいよいよお弾き初め。小鼓で雛鶴三番叟に参加。

モミだし・・・大丈夫かな?!

雛鶴三番叟なんて遥か昔に、それもさらさらとやったきりですから・・・。

本当に不安。

あの合方入りのモミだしは本業の方の「大蔵流」のモミだしの手から来ているそうですが、

実際の演奏での記憶が薄くて・・・

でも、なんとかなりますよね。頑張ります。