昨年に引き続き『小鍛冶』のお稽古。
槌の合方のところ。譜面をめくる場所がないので、暗譜して行ったのですが・・・
撃沈。それもいつも引っ掛からないところで引っかかって7しまった。まあ、そういうものですよね。
相変わらず勘所が悪い。「努力がたらない」と御叱りを受けました。
勘所・・・基本中の基本です。努力しているつもりですが、「つもり」だけなんですね。もっと自分に厳しくならなくては。
また、新たな課題が発生。
「スクイが滑っている」とご指摘あり。よくよく自分の音を聴くと、確かにです。。。(汗)
あともう一つが、狂いのノリ。
あれは本当に難しい。お囃子をやっていても「難しい」と思う部分です。
きちっとお囃子をリードできる息を持って弾かなければいけないとは思っても、なかなかできないものです。
しかし、お囃子をやっていて、この部分のノリは十分把握していて当然の事なのですが、
いかに、普段、上段の方々を頼ってやっているか・・・ですね。
お囃子というのは、上段の演奏があってのもの。基本的に自分で勝手にノリを持ってはいけないもの。
そうは言っても、三味線に頼り切っていると、何かが変になってくるものなのだと聞いたことがあります。
「持ちつ持たれつ」いやいや、「つかず離れず」ですかね。
目に見えない呼吸のバトル(?)が面白い芸術を生み出すのでしょうね。
なかなか、そこまでの域に到達するのは難しい・・・。まだまだ、三味線や唄の方の引いてくれる線をなぞっている。そんな感じです。
ですから、お囃子をやっているのだから、、、耳が痛い(涙)
さて、月曜はいよいよお弾き初め。小鼓で雛鶴三番叟に参加。
モミだし・・・大丈夫かな?!
雛鶴三番叟なんて遥か昔に、それもさらさらとやったきりですから・・・。
本当に不安。
あの合方入りのモミだしは本業の方の「大蔵流」のモミだしの手から来ているそうですが、
実際の演奏での記憶が薄くて・・・
でも、なんとかなりますよね。頑張ります。