19日振りのお稽古 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

「ゆっくりじっくり練習できるなぁ」なんて、のんびり構えていたのですが、時の経つのは早いですね。
久しぶりのお稽古。
先日まで、まだ夏の装いでしたが、季節も変わって着物も袷に変化。
朝、襦袢の襟をかけ忘れていて慌ててしまいました。

さて、十一月の目黒の会まで刻々と迫っているんですね。
今日、下浚いの時間と場所のご案内を頂きました。
なんか、のんびりしているんですが。。。こんなんでいいのかな?!
本日のお稽古で、師匠が太鼓を打って下さいました。
正面で太鼓という事もあるんですが、冷静を装って頭の中ではパニックパニックでした。
なにせ、『五郎』の冒頭、セリの合い方。
三味線の流しで“イヤー”と上がって、セリの合い方に入っていくんですが、大小鼓は「ハヲ」という掛け声でスタート。太鼓は「ヨイ」という掛け声でスタート。
分かっちゃいるんですけれど、「あれ、どこに“ハヲ”と掛ければ良いんだろう」と混乱してしまう。
今更、そんな状態だなんて。。。ちょっと不安になってしまう。

さて、今日は細撥を初体験しました。
お芝居をしていた時に、細撥で太鼓を打つという経験をした事がありますが、その時は指導の方がいなくて自己流。
はははっ!
全然、違いますね。
きっと、太鼓の打ち方を知っている人があの画面を見たら、「変な打ち方をしているなぁ」なんて思ったでしょうね。
まあ、一瞬の画面なので分かりゃしませんけれど。

本日は“屋台”という手をお稽古しました。
本日のお稽古に入る前に、屋台についてのちょっとした資料があって、それに基づいて練習したんですけれど。。。ぜんぜんダメでした(涙)

そうそう、細撥はお祭のお囃子と似ています。
軽快でリズミカルで、打っていて楽しいはずなんですけれど。。。なんか、私の場合は手が痙攣しそうで苦しい。
なんか、打つ事に一生懸命で“黙々”という言葉が良く似合って暗い。。。

きっと上手く手が動くようになれば楽しいのでしょうけれど、今の私には辛いばかりです。
けれど、辛いという事は良い事です。
上手になろうという課題がまた一つ増えたのですから。。。
・・・と言いつつ、今までの経験の中で一番辛いかも知れません。頑張らなくちゃ。

今日は、お稽古場のある地域のお祭だったようです。
ちょうど、太鼓のお稽古を始めようとしたら、遠くで“ドーン ドーン”と大太鼓の音が。
「細撥をやるには丁度いいな」なんて師匠が仰っていました。
はははっ^m^
そりゃ師匠ならそうかも知れませんが。。。
これで、外から祭り囃子なんか聞こえて来ちゃったら、私は頭が混乱してしまいます。
ところで、どこのお祭だったのかしら?
帰る途中、子ども神輿にも遭遇しました。


さて、帰り道といえば。。。
何かの自然災害の予兆でしょうか。
小鳥の大群が最寄駅の近くの電線にいっぱい止まっていました。
昔、観た映画。。。ヒッチコックの「鳥」という映画を思い出しちゃいました。
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何もなければ良いのですが。