もう師走なんですね。いよいよ、納会(お月浚い)も近づいてきました。
ぜんぜんダメな『老松』の唄。かなりやばいです。しかし、長唄の節を覚えるって大変。悪戦苦闘して・・・「節がアバウトだから、頑張って勉強してきてね」のレベルです。考えてみたら、周りの方々・・・師範名取の方々ばかり。私はこんなところで並んでいてよいのだろうかという感じ。今さらながら、『老松』を選曲したのを後悔中。しかし・・・何があるといえば何もない。まあ、最後まであきらめずに練習しよう。
『供奴』。一番ペイなのに、なぜか止めの位置に座っている私。タテの呼吸が全く分からず困りもの。
本来、止めというのはタテと同格のポジション。その位置に座ってつくづく難しいなぁと実感しました。
合わせ稽古。残すところあと一回だ。大いなる不安ばかりだけれど・・・。
しかし、二十年もの空白があって、十月に戻ったばかり。それでここにいるのだから。思えばできなくて当たり前です。
ただ、
「できなくて当たり前」という事に胡坐をかいちゃいけない。
お家元の善意で出させて戴けているのだから、とにかくその善意に応えて頑張ろう♪
さて、家に帰って、まだまだ難題が残っていた。『桜狩』・・・。あの小鼓がぜんぜん身に付かない。何なんだろうな?!覚えにくい・・・。
でも、来週の週末にお稽古があるので、それまで何とか手を入れておかないとなぁ。
非常に空気が乾燥していて、初めはぜんぜん小鼓の調子が悪かったのですが、悪戦苦闘していたら、いい感じに鳴ってきた。しかし、いい感じになってもっと練習したいと思ったら時間制限になってしまった。
はあ、一日が48時間とかあればいいのにと思う。