昨日は、お稽古と25日の会の合わせ稽古があった。
ハードでしたが、好きな事で忙しいのは楽しいことです。
昨日のお稽古は、25日の会のためにお浚いをしていただいた。
師匠にとっては、「勝手にやれば」というような演奏なのに・・・
ありがたい事です。
『小鍛冶』に『末広がり』。大した曲ではないのに、されどの曲なんですよね。
ちょっと前に、もっ君が家にお稽古にいらした時に合わさせていただいたのですが、その時の感想として「怖い」でした。
演奏する事に対して「怖い」という感想を持ったのは初めての事。
簡単そうだけれど、されどの曲なんだなぁと思った。
さて、お稽古をしていただいて、
曲のご指導も幾つか受けましたが、楽器の扱いについての教育的指導をバシバシと受けました。
本当に今さらなのですが、他人に楽器の扱いをご指導いただくというのは初体験のこと。
「見よう見まね」、「盗み見」が基盤となって自己流でずっとやっていました。
大皮の師匠がエミちゃんに教えていた様子を盗み見。これが最初。
その後、色々な人が小鼓を組む様子を盗み見して・・・。
現師匠の小鼓を組む所作を盗み見して。
「こんなもんだったかな?!」でずっとやっていた。
太鼓・大皮・小鼓と調べの掛け方が違うがごとく、結び方も違う事は知っていたけれど、
「あれっ?」どっちだっけと混乱する。
大皮のお稽古が私にとってお囃子初めて物語。365日一日たりとお休みせずに三年以上の日々大皮を練習するために組んでいた。だから、無意識に何でも大皮風の結び方になってしまう。
昨日も
「それじゃ大皮だよ」・・・と指摘を受けた。
「大皮じゃないのだから、小鼓がびっくりしちゃうよ」
エエーン(涙)
ずっとずっと私のお囃子修行の道をともに歩いていてくれたコバチャンになんてひどいことをしていたんだろう。
最近、ご機嫌ななめで困っていたのですが、
「私は大皮ではありません」と主張していたのかな?!
コバチャンごめんなさい。
本当に今さらですが、きちっと教えていただけてよかったです。感謝、感謝。
お稽古終って中野にGO。
当初はチームお囃子のメンバーだけでお稽古する予定でしたが、
唄を唄われる方や母のお弟子さんのもっ君や母が参加してくれる事になって、メンバー全員ではないけれど揃うことができた。
いつも合わせてもらう立場ですから、合わせるという事の大変さを感じます。
このメンバーで練習ができて本当に良かったと思います。いやいや、本当に勉強になりました。
自分をしっかり持たないと・・・。
あたりどころとか、もう一度確認しないといけないなぁ。
本番は25日。頑張ります。