動物園編 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

クロトキおしどりH20.4.30inokashira 014
さて、お花編のあとは動物編。
まずは鳥類ですね。ここにはいっぱいの鳥が飼育されています。
クロトキにおしどりに・・・これなんでしょう?

おしどりは昔から“鴛鴦の契り”と言われ、夫婦円満の象徴とされているようです。
万葉集でも、この鳥が読まれている事から、昔からこの美しい鳥は日本にいたのでしょうね。

人漕がず あらくも著(しる)し 潜(かづ)きする 鴛鴦(をし)とたかべと 船の上に住む
(鴨君足人 万葉集 巻三 二五八)
礒の裏に 常よ引き住む 鴛鴦の 惜しき我が身は 君がまにまに
(大原今城真人 万葉集 巻二十 四五〇五)

しかし、何故雌があんなに地味で、雄があんなに派手なのか・・・不思議だ・・・。

丹頂鶴こちには丹頂鶴。鶴の絵というと、この丹頂鶴が多いように思います。
この丹頂鶴は現在、特別天然記念物として指定されていますね。
「鶴は千年、亀は万年」と大変お目出度い生き物とされています。
長唄に『鶴亀』という曲がありますが、やっぱりあの鶴も丹頂鶴なんでしょうね。
“千代のためしの数々に何を引かまし姫小松、よわいに比う丹頂の、鶴も羽袖をたおやかに・・・”
丹頂鶴と代名詞が出てくるわけではありませんが、「丹頂の~」、、、ここで、イメージが丹頂鶴にかたまってしまいますね。
さて、万葉の時代では、“鶴”は“たづ”と読まれていたようですね。

若の浦に 潮満ち来れば 潟をなみ 葦辺をさして 鶴(たづ)鳴き渡る
(山部赤人 万葉集 巻六 九一九)

ゴイサギ水生物園の建物をでたら、目の前にゴイサギ君が・・・
ゲッ!吃驚したぁ。
けっこうデカくて、間近で見ると怖いですね。でも、パッチリお写真を。
鷺というと真っ白のイメージ。『鷺娘』とかああいうイメージがありますね。すごっく儚いという感じしますが・・・、調べたところによると、鷺というのは65種。日本には19種も生息するそうです。
ちょっと吃驚ですね。
そうそう、舞踊の『鷺娘』。あれは一般的な白い鷺がイメージされたもの。
儚げでスラッとした女性をイメージします。
しかし、たまにこのゴイサギのような鷺娘・・・いるよなぁ。
私なんか、完全にこのゴイサギ娘だな。。。(汗)

ミミズク
ワシミミズクです。勇ましいですね。
今日の一番のお気に入りかも。
けっこう勇ましく、写真を撮る時、恐怖感ありましたけれど、こうして写真を見ると、お目々パッチリでチャーミングですね。

熱帯の赤い鳥ホロホロチョウ
熱帯園には、熱帯の鳥が放し飼いされています。
それにしても、熱帯の鳥たちは派手な色ですよね。
おしどりとか・・・派手と思いましたが、この熱帯の鳥たちに比べたら奥ゆかしいものです。

ニホンアナグマ日本キツネ
さて、日本に生息する野生動物。
ニホンアナグマにホンドギツネ。可愛いですね。
この他にも、ニホンテンとかニホンタヌキ、ニホンカモシカ、鹿がいましたね。
日本にもけっこう野生動物が生息しているんですね。
あっ・・・ツシマヤマネコ見るの忘れた。今日のお目当てだったのに。馬鹿馬鹿(涙)

仲良しトリオ
お馴染みの猿山です。仲良しの三匹の小猿。可愛いですね。
「見ざる・言わざる・聞かざる」に無理してみれば見えますね。
ここのお猿は、数年前は皮膚病が流行してハゲハゲだったのですが、みんな良くなったみたいですね。あっ。。。でも、一匹、ツルツルのお猿がいました。

花子さん
昨年、テレビのドラマ化された花子さんです。
戦後、象のいなくなった上野動物園にやってきた花子さん。そして、縁あってこの動物園に来たんですよね。色々な悲しいドラマがありましたね。
一時は鬱病みたいになっちゃったんだよね。
もう、すっかりおばあさんになっちゃって・・・幾つなんだろう???
私がベイビーだったころから、花子さんはここにいたんだよね。
子どもの頃から、花子さんの事大好きでした。
いつまでも元気でね。

リスああ疲れたこんにちは
この動物園にはリス園があって、中に入って間近にリスを観察できます。
本当に素速い。写真を撮るのが大変でした。
動いているのは無理なので・・・全部お疲れモードのリスになってしまった。
小屋から顔を出している写真が一番お気に入り。
もうちょっとアップにすると↓
もっとアップ可愛い(*^。^*)

彫刻
ここには、北村西望という彫刻家の彫刻園もあります。
長崎の平和記念像を作った人ですね。
あの像を作成したというアトリエがあっちゃったりして・・・原型もこの公園にあります。
疲れたので、今日はパス・・・
というか、子どもの頃から、いつもパスで中を見たことがありません。
今度、この彫刻園を目的に来なくちゃね。

童心居この建物は、『シャボン玉』とか『赤い靴』の作詞をした野口雨情の書斎をここに移築したんですって。お茶会などできるそうで・・・。
しかし、動物園でお茶会・・・
私は嫌だ。だって、ここまで来るのに足袋が汚れそうだし、きものも汚れそう。

さて、本日のランチは
080430_1340~01でした。
クロワッサンサンドセット。
ここのコーヒーはけっこう美味しいのです。お水に秘密があるようですね♪
いつもドトールの安いコーヒーを飲んでいる私にとっては、非常にリッチな喫茶店なのですが・・・
今日は楽しかったです。