もう師走なんですね。という事は、今年のお稽古も残すところ、今日を入れて三日です。
今年も頑張れました。そして、楽しめました。
と十二月最後のお稽古の時に言えるように頑張りたいと思います。
『四季の花里』の後半は細撥の“屋台”です。
神田祭のお囃子を良くご存知の方は、「えっ??!」と思われるかもですね。
まあ、お能のお囃子同様、まるっきり中身が同じかは疑問ですが、
長唄のお囃子にはお神楽から来た手もあるのです。
この屋台というのは、江戸神楽つまりお祭りのお囃子から来た太鼓の手です。
以前にも
『廓丹前』とか『紀文大尽』とか『神田祭』とかで屋台の手にお目に掛かっています。
決まった形があるんですが、いつもいつもどこかがお洒落に崩れているんですよね。・・・というか、たぶん曲とかその他諸々の理由で崩れているんだと思うのですが。どうも勘が悪くてですね。。。苦手です。
いつもいつも屋台というと、“ギョエ~~ッ”という感じ。
この『四季の花里』の屋台は本当にギョエ~~ッでした。うーん唱歌が覚えられないよ(涙)
お稽古の録音を聴きながら、手を拾わなくちゃな・・・。
そうそう、今は文明の利器のおかげで
お稽古のその時に聞き逃しちゃったり、良くわかんなかったりしても、
録音を聴いて確認ができますよね。
テープレコーダーとかMDレコーダーとか、ICレコーダーとかどんどん進化していますがね・・・
こういった文明の利器って、本当にごく最近に出現したものですね。
家にテープレコーダーが導入されたのは、小学校一年生くらいの頃でした。
小学校高学年くらいになると、ラジカセなるものが我が家に出現して・・・
コンパクトサイズのテープレコーダーの出現って何時頃だったかな???うーん・・・覚えていないけれど・・・
この文明の利器がなかった頃は、みんなどうしていたのかな?
お稽古場で一発で覚えてきちゃうのかな?
いやいや、人間ですもの聞き逃したり、その場で理解できなかったりしていたはずですよね。
ほんとうにどうしていたのか。
けれど、その頃の人に言わせると、
その場で覚えなくちゃいけないという緊張感があって覚えられちゃう。録音しているとかえって「あとで聞けばいい」と思うから、その場で覚えられても覚えられないものなんですって。
ふむふむ。。。
そういわれてみればそうかもしれないなぁ。