
今日は久々にMGMミュージカル映画を鑑賞しました。
主演はジュディ・ガーランド。妹役に名子役と言われたマーガレット・オブライエンが出演していました。
ジュディ・ガーランドの歌声は低めの声なんですけれど、思わず「上手い!」と拍手喝采しちゃう感じです。
ミュージカルは本当に華やかで、観ていてウキウキしちゃいます。
F・アステアやG・ケリーのようなタップで楽しませてくれる映画も素敵ですけれど、この「若草の頃」のような唄中心のミュージカルも素敵ですよね。
ジュディ・ガーランドは、この映画で監督のヴィンセント・ミネリに出会って結婚するんですよね。そしてライザ・ミネリが生まれるのです。
でも、ライザ・ミネリが誕生した後、離婚しちゃうのよね。
ジュディ・ガーランドは清純で可愛いイメージなんですけれど、実は麻薬中毒で結構若くして亡くなられたのですよね。
「オズの魔法使い」で一躍ハリウッドのスターに登り詰めた彼女なんですけれど、スターというのはいつもベストを求められるもの。その重圧に耐えるために十代の頃から麻薬に手を出していたそうです。
彼女は幾つか代表作があるんですけれど、今ひとつスターのわりには作品に恵まれなくて、そのストレスも加わってますます麻薬に溺れるようになってしまったそうです。
今日の映画でも、とってもチャーミングで活発なハイティーンの役柄を演じていたのですが・・・、実はベストの自分を保つ為に麻薬をやっていたんだなぁ・・・なんて思いながら映画を観ちゃいました。
まあこういった裏話は置いておいて、たまに夢に溢れたミュージカル映画は元気を与えてくれます。
無性にミュージカルが観たかったのですが、ほとんどの名作は観ちゃっているので探すのがけっこう大変です。