本日はお稽古のち川崎の会に向けてお囃子チームのみでの合わせ稽古でした。
太鼓は本日より『二つ巴』。踊り地ばっかりが出て来る。踊り地。。。最初に出てきたのは『廓丹前』だったかな?!その時に「スピードが違うけれど、二つ巴にこの手が出て来る」で覚えていた。
二つ巴は本当に良い曲だ。良い曲だけれど、お囃子的にはどうという事もない曲なので、お浚いに出すという曲じゃないし・・・。「悪いけれどボランティアで小鼓打って」という母のお願い事で二つ巴なんていう演目なんて出て来るわけがないし・・・舞台で打つことなんてないのだろうな。
機会あれば打ってみたい曲だけれど。。。そんな機会はないよなぁ。。。きっと。
小鼓のお稽古は本当は『勧進帳』だったのに、本日、お稽古のちお囃子チームの練習と知った師匠。「今日は花見と菖蒲にしよう」という事になった。
練習の練習なのに・・・まあ、いいですが・・・
今回の川崎の会は大皮の方以外はド素人の軍団てお囃子チームです。普通の感覚だと「えっ!」かもです。
ですから、普通以上に「できます」状態で地方さんの合わせ稽古に参加しないと、グチャグチャになってしまう可能性があります。
お浚い会なら良いのですが、一応、「演奏会」という分類で、一人一人の奏者に責任というものが伴う舞台です。ド素人にその責任を果たすことは過酷なことなのですが、けれど参加する上では仕方がないことです。一応大皮にプロの方が入っていますが、一人でお囃子チーム全員を支えるのは無理ですから、とにかく普段の何倍の稽古を要すると思います。
練習の練習をみんなでやる利点は、自分の弱点を把握する事ができるという事です。間違いやすいところを把握。そこを重点的にお稽古すればいいわけです。
今日は太鼓のパートの方が不参加でした。この前の「小鍛冶・末広」の時も太鼓をお願いしたのですが、その会の直前に指の骨折をされたのですよね。お大事になさって欲しいものです。
さてさて、『勧進帳』先生、忘れないでください!