和楽器の世界 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

カラー図解 和楽器の世界カラー図解 和楽器の世界
(2008/12/17)
西川 浩平

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職場で
「小鼓をやっています」と言ったら、
「えっ?何それ?」とまじ不思議そうな顔をして言われた事があります。
げっ、
構え方が右左反対とか、担ぎ方が変までくらいなら許せるけれど・・・なんで!!!
私は子どもの頃から、長唄が身近にあったからなのかなぁ・・・
普通知らないかな?
うーん・・・悩ましい。

やっぱり、日本人なら、
日本にどんな楽器があるくらいは知っていた方が良いと思います。
できれば、その音色とかミュージックに出会って欲しいけれど、でも、好みもありますしね。
でも、どんな楽器があるくらいは・・・頼みまっせ!

三味線をやっているというと「津軽三味線」をやっているとイメージされる。
それもちょっと悲しい。三味線にもいろいろあることくらい知って欲しい。
また、本来は津軽三味線というものは津軽という土地のものですよね。
全国的なジャンルなら、やっぱり長唄とかさ、清元とか・・・せめて小唄・端唄とかさ・・・
うーん・・・。

本日、たまたま本屋に行って見つけた一冊です。
楽器についての解説あり。
また、珍しいのは楽器の製作過程が紹介されていたりとけっこう面白い。
舞台でお馴染みのお笛の演奏者の方が笛製作者として紹介されていた。
そうそう、竹笛などの笛に魅せられる人は、そのうち自分で笛を作りたくなると聞いた事がありますが、ほんとうなんだ!と感動♪

日本人なら、自分の国の独特な楽器ぐらい知っておこう♪
という事で、邦楽に興味ある方だけでなく、
日本人全ての方にお勧めの一冊です。
きっと、この本に出会うと次は、どんな音色なのか興味がわくと思います。