昨日は浅草公会堂に日本舞踊の会を観に行きました。
大和楽演奏家の知人が地方で出演しているという事で、普通のお浚い会だったのですが観に行きました。
日本舞踊の会は華やかでいいですね。それに何かウキウキした空気が流れていてとっても楽しいです。
さて、今回のこの会は地方が全員女流演奏家で統一されていて面白い趣向でした。
普通、踊りの会というと大和楽以外は男性の演奏家さんが地方・お囃子を努めるのですが、今回は女性ばかりで面白い趣向だなと思いました。
昨日の舞踊会では「紀州道成寺」が演目にあって楽しみにしていました。
踊りの会で道成寺というと普通は「娘道成寺」が一般的。「紀州道成寺」は素の演奏の為の…つまり観賞用に作曲された長唄だと思っていました。・・・踊りがあったのですね。
「娘道成寺」と違ってとっても渋い踊りでした。
「娘道成寺」がパッとピンク色という感じなら、「紀州道成寺」は濃い紫とか藍色という色に例えたい感じです。
白拍子をやられていた方がやや御歳を召された方のようだったので切れが今ひとつだったのですが、きっと若い方が演じられればけっこう見ごたえのある演目だなぁと思いました。
昨日は浅草公会堂から仲見世通りに行く道すがら、浅草の半玉さんにすれ違いました。半玉さんというのは、京都でいうと舞妓さんの事です。
半玉さんって可愛いですよね。でも、きのうすれ違った半玉さんはやや歳が・・・初々しい雰囲気が今ひとつでした。
まあ、京都と東京ではスタートの年齢が違うので仕方がない事ですね。