いつも購読している長唄三味線のお稽古をされている方のブログの記事に、「どのくらい弾きこめば暗譜できますか」というような質問のコメントが掲載されていました。
そのブログの管理人さんは先日お浚い会があったのだそうで、お浚いというと必ず曲は暗譜ですよね。三味線の暗譜の苦手な私としては、ただただ凄いなぁです。
お囃子はリズムですが、三味線はメロディーですものね。お囃子と違って、おっと間違えたで誤魔化せないし、、、舞台において60パーセントくらいしか普段の実力を出せないと通常言われていますから、そこを乗り切るには200%は暗譜していないと不安ですよね。
どのくらい・・・
うーん、、、分かるけど個人差あるよね。ただ、ただ練習とは言えないですよね。
ただただ、漫然と練習してもちっとも覚えられない。これが私の経験です。
切羽詰ると、意外とスラスラと覚えられちゃったりする。
これって、三味線に限らず
“暗記”という行動の共通のように思います。
覚えられなかった単語・・・。テスト前の十分間でスラスラと覚えられちゃった。
そんな経験ありませんか?この最後の十分で何度助けられた事か・・・。
たぶん、心構えなんでしょうね。
まず「覚えなきゃ」と思って練習する事が大切だと思います。
今、覚えられなくても明日があるさ・・・という余裕はダメ。今、覚えなきゃ・・・絶体絶命!
こういった切羽詰った気持ちは、集中力を高めるんだと思います。
そうそう、覚えるって集中力ですよね。
洋楽などは譜面を見て演奏していますよね。でも、きっとあれって見ているようで見ていない気がします。人間、視覚で認識したものが脳に伝達されて、脳の中でその伝達されたものが処理されて各部署に命令が発せられて行動するわけですから、音符を追って演奏って微妙に