
年末になると、楽しみなのが『新の会』です。
女流のお囃子の演奏家の先生方の演奏会です。
前の師匠のところの姉弟子をはじめ
お浚い会でお世話になった先生がご出演です。
長唄を始め、多くの邦楽は男性社会です。
男性世界である歌舞伎から発展したものがそうなのかな??!
「そんなの差別だわ」とは仰らずに・・・
男尊女卑とかそういうのではないのですよ。
男性がやるから良い・・・
歌舞伎の女形が女性だったら・・・別に普通のお芝居と変わらない。
宝塚の男役が女性だから良いのと一緒です。
お相撲。。。あれ、男性だから良いですが、
あのスッポンポンでまわしのみって、女性だとかなり問題。
水着では、プロレスと変わらない。
長唄を聴いたりやったりして思うのは、
やっぱり長唄は男性のものなんですね。たいした事のない部分でも、けっこう女性にはきついパワーが必要な部分があります。
また、昔のものですから卑猥な描写ってあるんですね。
男性がいえば、さらさらなのに、女性がいうと嫌らしく感じるものもある。
男性が演奏するを前提で作られていますからね。
まあ、こんな背景があって、女流の演奏家さんというのは、なかなか活躍の場面が少ない。
時代がだいぶ緩和されても、活躍の場はやっぱり少ないのですよ。
でもね、この演奏会に行くようになって、
女流の演奏家さんも男性に負けていないといいますか、
また女性は女性のよさを感じるのですね。
お勧めの演奏会です。
たぶん、当日受付でチケット入手できると思いますが。。。
どうしても、前もって確実にと言う方は掲示板にメッセージを下さいませ。