私は仕事柄、病院と付けちゃいますが(汗)
清元の会のあとに三井記念美術館に行ってきました。



私の知っている日本橋には、こんな大きなビルは無かったのですが・・・
おいおい、何十年前の話ですか・・・(汗)
三井記念美術館はあるのは知っていたのですが、今日始めていきました。
落ち着いた、品の良い素敵な美術館。落ち着いて、芸術の鑑賞を楽しめる環境ですね。
さて、老子というのは『封神演議』などに出てくる仙人ですね。
この道教というのは、古くから日本の宗教や文化に影響を与えていますよね。
道教には三人の神様がいる。
元始天尊・霊宝天尊(太上道君)・道徳天尊(太上老君)
これらの方々は中国の大スペクタクルファンタジーの『封神演議』に出てくる。
このお話に出てくる、姐妃は元始天尊のお弟子さんの太公望によって退治されたはずなのに、日本に飛んできて玉藻の前に変身。これ、能の「殺生石」とか長唄の「那須野」とかあの話しにつながるんですよね。
さてさて、調べたところによりますと、この『封神演議』は『南総里見八犬伝』のヒントにもなっているとか。ちょっと吃驚です。
日本の道教と言えば安倍清明。道教がヒントになって日本独特な陰陽道というのが誕生したらしい。
安倍清明という人。この人は安倍保名と白狐の化身葛の葉との間にできた子と言われている。
『芦屋道満大内鑑』という浄瑠璃や歌舞伎の『葛の葉の子別れ』というのが、そのお話しである。
清元『保名』という舞踊は、葛の葉がいなくなって妻恋しいで物狂いになった保名の舞踊。
様々な芸術品を見ながら、
上ような他所事を思いながら鑑賞。楽しかったです。
さて、何故か日本橋に奈良を発見。

奈良の名物が沢山ありましたね。
お店に入ったら、なんとなく奈良の香りが漂っていました。
何かな・・・あっ・・・お香の香りです。
清元に美術館と今日は文化的な一日でした。

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