今年から、お笛方のお家元のご子息がメンバーに加わりました。
この方、この方が小学校に入るか入らないかの時代に、お父様とご一緒に何かの演奏をするという事で、テレビのドキュメントを拝見した事があります。
天才少年で、本当にテレビを観て感動したのを覚えています。
『操り三番叟』『犬神』『安達が原』の三曲でした。
『操り三番叟』の演奏は、“神”を意識したのでしょうか。私的の曲の解釈は翁は格調高く、千歳は清らかに、三番叟は軽快にというイメージがあるのですが、今日の演奏は、“神”の激しさを強く感じました。
『操り三番叟』は三番叟の下りが終わると、鈴の段に行くのですが、
ずっと昔は、その間に太鼓地がありました。
今日はお囃子メインの会なので、太鼓地を入れるのかと楽しみにしていましたが・・・・
常の通りの演奏でちょっぴり残念でした。
『犬神』はメリハリある演奏で良かったと思います。
この曲は楠狐の伝説というお話がもとになっている曲。犬と狐が主人公だったと思いますが・・・うーんどんなお話しだっけ?
今度、調べたら、また記事にします。
『安達が原』
後半が迫力がありカッコよかった。本当に、あのお坊さん「私は人の寝室なんか覗きませんよ」なんて言っておきながら、「見るなと言われるとよけいに見たい」とか言って、本当に最低なお坊さんだ。
でも、律儀に約束を守っていたら食べられちゃっていたかもだし・・・
なんか複雑なストーリーですよね。
しかし、こんな曲を演奏してみたいな・・・いやいや、お稽古だけでも・・・
はははっ、夢のまた夢。高望みせずに地道に勉強していこうと思います。

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