「真夜中の弥次さん喜多さん」 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

真夜中の弥次さん喜多さん DTSスタンダード・エディション【ACBD-10302】=>20%OFF!真夜中の弥... とにかく可笑しくて涙がでちゃう(爆)ああ。。。お腹が痛い!そんな映画でした。
日本映画って余り好きではないのですが、最近たて続けに日本映画・・・それも時代劇(?)ばかり観ています。
でも、この映画が私的にベストテンかな(笑)

それにしても、喜多さん役の中村七之助さんは御父様の勘三郎さんに姿だけではなくて、お芝居の節々がそっくりですね。伝統芸能ってすごいなぁと思いました。
歌舞伎の芝居が似ているとかそれなら分かるんですけれど、同じお芝居でも全然違う映画のお芝居なのに、それなのに御父様のDNAを感じちゃうなんて凄いと思いました。
七之助さんがさり気なく三味線を弾くシーンがあったのですが、あれほど自然に三味線を構えられる若い俳優さんはいませんね。さすが歌舞伎界の若手俳優さんだと思いました。

そうそう、最初の方の江戸を出発する場面で出演している岡っ引き(?)をやっている役者さんは、私の俳優養成所時代の同期の男の子です。最近、北野武映画など出演してえらく売れちゃって。。。そうそう、「座頭市」にも出演していたような気がする。
養成所を卒業して、もう大分の年月が経ちます。
彼が表舞台に出始めたのは最近の事。ジッと下積みを重ねていたんですね。その下積みの努力が実って私事のように嬉しいです。でも、私が今でも下積みをしていたら、悔しいと思っていたかもしれません。もう足洗っちゃったから、かつての仲間が表舞台に出てくると私事のように嬉しいのよね。
嬉しいというか、苦しい下積みを長く長くジッと努力してきて、尊敬しちゃいます。大概は私のように足を洗っちゃうのですけれどね。。。本当に凄い!

最近の日本映画は重たい感じが多いし、難しいものが多すぎ。簡単に娯楽として楽しめる明るく活力ある映画が少ないよな。
頑張れ日本映画という感じがします。