今年は国勢調査の年なんですね。
うちの近辺は、地元の町会長みたいな人が国勢調査を配って、そしてその人が各家を訪問して回収しています。
まあ、あんなの色々な統計が取れちゃうのだから凄いです。
あの調査表って、もろ個人情報満載ですよね。
家族構成から、家の大きさ、仕事と…。
いくら町会の方とは言え、そんな大切な個人情報を託しちゃっていいのかな?とちょっと疑問。
「封筒に回収者が封を開ける事はありません」とか書いてあるけれど…ちょっと信用できない。
だいたい、調査票を配る時に大声で「お宅は男性が何人お住まいで、女性は何人ですか」なんて聞くし、回収の際も同じ事を玄関先で大声で聞くんですもの。
誰が聞いているか分かんないじゃない!止めてよね(怒)
国勢調査の翌年は色々な統計が発表されます。
看護学校に入学すると「国民衛生の動向」という本を買わされます。これは厚生労働省が出している統計で、出生率とか死亡率とかそういった統計が載っています。
国家試験に出される、統計の数値とか順位はこの「国民衛生の動向」が基準となっていますので、大切な参考資料です。
ところで、これは二年ごとに出される本ですから、ちょうど切替時期に国家試験を受ける人たちは大変です。
時々、三大死因疾病なんか順位が変わっているんですよね。
あと平均余命とか、出生率も変わっているし。
私は二年で卒業するコースだったので、入学時に購入した「国民衛生の動向」一冊でOKでしたけれど、次の年の学生は旧年度と新しい年度の二冊を買わなければならないのでちょっと可哀相でした。
そりゃ、統計は超大切なんだけれど、コロコロ数値や順位が変わるようなものを試験に出すなよと思うのですが…。
統計か…。
皆さん、統計好きですか?
私は嫌いです。看護学校でちょこっと統計学まがいのものを勉強するんですけれど頭がゴチャゴチャになりそうでした。
けれど、社会に出てもうち等みたいな商売は、研究とかレポートとか色々あってけっこう統計が分からないとダメなんですよね。
まあ、面倒な計算はパソコンがやってくれますけれど、今ひとつ統計から出た数値に騙されて、その数字が物語っている真意を見過ごしちゃう。。。つまり、数字が読めない事が多々あります。
あんな事の大好きなお役人さんの脳ミソはどうなっているのかしら?