久しぶりに満員の電車に乗って都会に出た。
はあ。。。今日は本当に暑かった。疲れた。私は満員電車は人酔いするから苦手。だから、仕事も都会は避けてきた。
はあ、気持ち悪い。。。。
さて、こんなのでお稽古を臨んじゃいけない。
ちょっと早めに家を出たのですが、飯田橋で迷子になった。
セブンイレブンのお兄さんに助けられた。ラッキー。
あのままだと、きっと遅刻をしていたかも。。。
人酔いして、気分が苛立っていた。
セブンイレブンのお兄さんのおかげで、現地についたのがちょっと早めだった。
気分転換、気分を落ち着かせるためにドトールに入ってアイスコーヒーを一杯飲んだ。
これで、かなり気分は落ち着いた。
お稽古。。。
今日は、大皮の先生を交えてのお稽古でした。
今回のお浚い出演が決まって、もうイヤッというほど稽古をした。
しかし。。。。
未だに、大丈夫。。。なんて思えない。
というか、それ以上に、今までの舞台経験でこれほどまでに最低最悪の状況はない。
私には過ぎたる課題だったのだろうか。
いやいや、ひとえに稽古の仕方が悪かったのであろう。
ちょっと前から、ああ、この音源に慣れちゃっているという気の緩みを感じていました。
でも、この曲については、“このタマ”なので、母に地弾きをお願いして稽古も出来なかったし。。。
この音源しかなかったから・・・。と言い訳してみる。
いやいや、言い訳はいけないよね。
今日も、気が付いたのですが、すごっく間が甘くなっている。
自分では気合を入れているつもりなのですが、気が付けば流していると言う感じで間がすごっく甘くなっていて、なんか滑っている感じ・・・いやいや感じでなく実際に滑っている。
お囃子は“点”。。。一次元の集合体であって、二次元の世界ではいけないのです。それなのに、私は二次元の世界になっていて、間が非常にアバウトになっている。
同じ音源を使ってのお稽古の弊害が明らかに出ている。
ワキ小鼓で打って下さる師匠も、大皮を打って下さる師匠も、そんなに深くこの音源を知っている訳ではない。
しかし、私は、この音源を擦り切れるほど聞いている。
だから、この音源の演奏者の呼吸まで暗記しているほど。。。
しかし、音楽はリアルなもので、同じ演奏者だって、この通りなんて出来ない。
それを重々承知なのに、この音源にすっかり慣らされている私がいました。
私は、超頭が悪い。
ある部分で三味線がなくなって、大小鼓の呼吸で打つところがある。
リアルの大皮の方はけっして、この音源通りに打ってこない。
今日の合わせ稽古も、地弾きの方がいる訳ではないので、いつもの音源を使用している。
三味線があるところは、三味線に合わせているから良いのですが、三味線のカラのところは、音源の大皮とリアルの大皮と二つの音が存在してしまう。
私はリアルの大皮を受けるのが勤め。。。
なのに、二つの間に混乱。そして、すぐ隣で私に投げかけてくれる音を無視して、いつもの間を優先してしまった。
ありえない・・・。
ぜったい、やっちゃいけない事をしてしまった。
私も大皮を勉強した事がありますが。。。投げかけたのに受けてもらえない時の寂しさ。。。すごい孤独感を感じてしまう。
まあ、とにかく今日は酷いものでした。
こんなんで、下浚いを迎えてよいのだろうか。
しかし、時は待ってくれない。こんなところでウジウジしていないで、少しでも、今日得た課題をクリアするように努力しなくちゃ。
明日、一日あるんだから。
ああ、今日は疲れた。
明日に向けて早く寝よう。