
今日はお稽古終了後、その足で国立劇場に行ってきました。
知人からチケットを頂いたのです。
考えて見たら久しぶりの歌舞伎です。
今日の御題は「當世流小栗判官」。
市川猿之助氏の所の若手の役者さん達の歌舞伎です。
面白かったです。
頂いたチケットは第一部で昼の部のチケット。
このお芝居は通し狂言なので、全編を見るためには夜の部のチケットを買わなければなりませんでした。
・・・・
一緒に行った母は、夜の部の芝居も観たかったみたいですが、明日の仕事を考えると夜遅くなるのもしんどい感じで、後ろ髪を引かれながらも昼の部だけで帰って来ました。
お芝居自体はとても面白かったです。
美しい女形で有名な市川笑也氏。今日始めて生笑也を拝見しましたが綺麗でした。玉三郎様とはちょっと違った美しさでした。
主役の市川右近氏。なんか台詞の言い回しがお師匠様の猿之助氏に似ているなという印象です。
彼は、主役の小栗判官と第二幕の三枚目矢橋の橋蔵の二役でした。パンフレットを買っていましたが、あとでジックリと思っていたので、誰がどの役というのが結びついていませんでした。ですから、矢橋の橋蔵が右近氏だという事を最後の最後まで気が付きませんでした。
それ位に別人に成りきっていて面白かったです。
今度、機会があったら後半を観たいのですが、何せ今日は楽日。。。また、上演の機会があったら是非後半を観たいです。
さて、国立劇場の桜は満開でした。
ソメイヨシノではないのですが、新種の桜だそうで。。。

ソメイヨシノより白くて、他にも色々な桜がありましたが、この桜がとても私好みで綺麗でした。

「駿河桜」というのだそうです。
いわれが色々書かれていました。
違う場所に、駿河桜二世というのもあるそうです。
気がつかなかった。

国立劇場前では、「桜まつり」をやっていて賑わっていました。
四月三日まで催しをやっているようなので、お暇でしたらお花見に出かけてみてみてください。