1 仏徒でありながら、仏法に害をなす者。
2 組織などの内部にいながら害をなす者や、恩をあだで返す者。
という意味らしい。
言葉の由来は
「獅子の体内に寄生して、ついに獅子を食い殺してしまう虫」
勇壮な獅子も小さな小さな体内の寄生虫が最大の弱点。その寄生虫予防が牡丹の花にたまる夜露なのだそうです。
それで牡丹に獅子なのですね。
そうそう、狂いの前にお囃子が乱序・露という手組みを打つんですが。
なんで「露」なのかなと疑問に思っていましたが、そういう理由があったのですね。
けっこう大きいものって小さいものに弱いですね。
弁慶もイメージ的にすごい大男だけれど、可愛い子どもの牛若丸にやっつけられちゃうし。
鬼も一寸法師にやられて降参。。。
そうそう、そもそも人間は細菌・ウィルス・寄生虫とミクロのものに弱い。だから病気になっちゃう。
獅子に限ったことではない。
牡丹の効能は鎮静・排膿ですって。虫下しという作用があるとは書いてないけれど・・・
まあ、そういう言い伝えという事ですね。
いやいや、長唄を通して本当に色々勉強できます。
今回も「なんで獅子に牡丹」という疑問が解決しました。

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